冨山 雄一
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)、¥1,738(税込)
TikTokやYouTubeなどの即時性の高いメディアが席巻する今、なぜラジオのイベントは東京ドームを満員にできるのか。その答えは、一見すると時流に逆行する「リスナーとの関係性を長期間かけてじっくりと育む」という戦略にありました。本書は、オールナイトニッポンの統括プロデューサーである冨山雄一氏の初著書です。「ラジオは1クールが10年」―この言葉に象徴される「じっくり育てる」コンテンツ戦略について、ラジオが衰退期を経て再び全盛期を迎えるまでの道のりが、著者の実体験とともに記されています。ビジネスパーソンやコンテンツ制作に関わる人々はもちろん、顧客との深い関係性構築を模索するすべての人に示唆を与えてくれる1冊です。