法則と表現の双方を大切にする
システムエンジニア
山本 佑次 2024入社
DX事業部 開発課
本質を問い、必要とされるシステムを設計する
主な仕事内容は、お客さまのWebサイトやWebシステムの開発・保守です。実際にコードを書くだけでなく、お客さまのシステム活用をサポートするためにデータ整形などを行ったり、お客さまの抱えている課題や目指しているところをヒアリングして仕様を整理し、設計書を作成したりすることもあります。
サンロフトに入社した理由のひとつでもあるんですが、「テクノロジーを親しみやすく」ということばは自分も魅力を感じていて、お客さまが求めていることを想像して設計書を書いて、それが通ったときはうれしいです。
それはとても難しいことで、視野の広さが必要だったり、逆に広く見すぎてしまってポイントが見れなかったりとさまざまなパターンがあるんですが、その裏側の気持ちを想像して、「それって本当に合っているの?」と常に疑問を持つようにしています。一緒に働いている開発課のメンバーからもそういった意識を強く感じることがありますね。
単純な法則だけではない、表現におもしろさがある
サンロフトは幅広い業種のお客さまが対象なので、業界の知識を横断的に知ることができるのは自分は楽しいと感じています。もともとプログラミングを勉強する前はいろいろな業種を経験していて、そのおかげで、自分がこれまでに得た知識とお客さまのお話がマッチする場面が結構あるんです。
それから、プログラミングをやり始めて思うのは、プログラミング“言語”というとおり、そこには理系的な法則性もありますけど、文字や数字を使って何かを表現するという側面もあることです。たとえば、1つのプロジェクトの中で実際に手を動かしてコードを書く時間は意外と少なく、お客さまとコミュニケーションしながら仕様を決め、設計書を書き、それをコードに落とし込むときに「じゃあ、どういう表現にしていこうか?」といった前段があります。
「他の人が見てもわかりやすいコードを書く」というのは鉄則ですが、アウトプットする結果は同じだったとしても、発想や表現を工夫できる方がおそらく楽しいはず。そんなふうにして、自分の心の中に“遊び”を持つということを大切にしています。エンジニアは言葉や数字を使って表現することが苦にならない、あるいは好きという人にはぴったりな仕事だと思います。