女性も活躍する職場

サンロフトは男性・女性に関わらず、社員が経営理念に共感して同じ目標の達成を目指し、会社の成長と個人の成長をともに喜び合える経営を目指しています。 その結果として、女性が個々のスキルを活かして仕事をしたり、家庭との両立をはかりながら仕事を続けたりする環境と風土が整ってきました。 多くの企業が女性の活躍できる環境づくりの推進に動き出している今、私たちもまた、これまでの取り組みを振り返りながら、社会の変化に応じて多様化していく社員にとって、よりよい働き方を追求していきたいと考えています。

女性も働きやすい!

3つのポイント

point.1

個々の状況に応じた対応を検討し、柔軟に対応する

家庭環境にあわせた制度を整備サンロフトでは、それまでの個人の仕事ぶり、能力、成果などに鑑みて、様々な事情で働き方を考えなければならない状況になったとき、個別相談によってお互いに理想的な働き方を決めるようにしています。具体的には、時短正社員、在宅勤務、パート勤務などの制度を利用して勤務時間を調整したり、雇用契約において働く上でのルールを定めたりします。また、制度の適用だけではなく、周囲を取り巻く社員の理解や協力も得るようにしています。

point.2

ITを活かしたワークスタイルで仕事情報と考えを共有

ITに親しむワークスタイルサンロフトでは、「IT企業」の強みを活かし、社員間の情報共有に力を入れています。クラウド型グループウェア「G Suite(TM)」の導入、iPadの全社員配付、Facebookの活用推進などによって、いち早く「クラウド的ワークスタイル」を実践してきたことにより、様々な働き方をしている女性社員でも、他の社員と同じように仕事に必要な多くの情報を得ながら仕事をすることができています。また、自社開発の社内SNS「nanoty」を使って日報を共有することで、お互いの行動や考えを把握しながら自分の仕事の予定を組んだり指示を出したりすることができます。

point.3

女性管理職比率が30%以上の組織でマネジメントを実践

サンロフトでは、ずいぶん前から管理職の女性比率が30%以上を維持しています。このような組織体制になったのは数年以上も前からです。働く時間を制限している社員であっても、適任と認められれば責任のある職務を与えられる環境になっています。若い世代はこれを尊重し、同年代の社員は助け合う風土も育まれてきました。社員の能力や実績を「企業人」という基準で評価・登用してきた結果として、自然とこのようになったのです。管理職を目指すことだけが目標ではありませんが、管理職に就くことでできる貴重な経験を積み重ねて会社と個人の成長を実感したいと考える社員にとっては、その想いを大切にできる会社を目指したいと考えております。

サンロフトで働く女性たち

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出産を機に退職。
その後、NPO活動を経て
職場に復帰し管理職に

事業統括本部 取締役本部長
 山田尚子

正社員で入社した当初の配属先は、パソコンショップ。ショップ時代は店長を務め、充実した日々を送っていましたが、その数年後に結婚をし、出産と同時に一度退職しました。当時は出産を機に退職し、子育てを優先するという時代であり、私も子どもがある程度成長するまでは一緒に居たいと考え、退職の道を選びました。

その後、すくすくと成長した子どもが、幼稚園に通うようになった時、サンロフトが支援しているNPO法人e-Lunchで活動するようになりました。子どもの成長にあわせて少しずつ活動時間を増やしていく中で、サンロフトの業務も手伝うきっかけが生まれました。そして、子どもが中学生になった時、改めてサンロフトの正社員に戻りました。営業事務、システム開発事業部、Webシステム事業部などでの仕事を経験し、現在は営業統括本部長を務めています。

Q女性目線で見た会社の魅力は?

正社員に戻ってからも、子どものことや家族のことで、仕事に充分な時間を費やすことができない事が多々ありました。そんな時、サンロフトには優しい言葉をかけてくれたり、仕事をフォローしてくれたりする仲間がいます。助け合える仲間たちがあったからこそ、安心して家事に専念しなくてはならないときにはそちらを優先することができたのだと思います。おかげさまで、娘も成人を迎えました。思いやりのある社員が大勢いるサンロフトは、とても誇らしく魅力的な会社です。

Q女性の後輩社員たちにアドバイスしたいことは?

IT企業という特質やクラウド活用によって、ますますライフワークにあった仕事ができる環境になってきていると思います。子育ては大変だと感じたこともありますが、基本的に仕事と家庭の両立は楽しいことですので、ぜひ皆さんにもそんな経験をしてもらいたいですね。困ったことがあれば、まずは会社に相談してみてください。きっと親身になって考えてくれるはずです。

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子育てをしながら、
時短正社員として
開発経験を活かせる現場に

管理本部 副本部長
 伊藤美奈子

大学卒業後にシステム開発を行う企業に入社し、8年間プログラマー職に従事していました。その後、結婚を機に退職。2人の子どもに恵まれ、下の子が幼稚園に入ったタイミングで、サンロフトに入社しました。はじめは、パート社員として勤務していましたが、現在では時短正社員として勤務しています。

仕事内容は、原価管理を通じて、請け負った案件のコスト構造を理解し改善ポイントを探ったり、開発案件における複雑な契約の締結に、開発者視点でサポートしたりと、これまでのシステム開発経験を活かした業務を行っています。

Q女性として仕事をする上で心がけていることは?

まずは、自分のタイムマネジメント。時間は限られているため、仕事の時間、家族の時間、自分のプライベートの時間をバランス良く保てるようにしています。仕事は丁寧に、迅速に、漏れがないように心がけ、仕事の優先順位をはっきりさせて、スケジュールを立てています。また、チームで仕事をしているため、チームのメンバーに気持ちよく仕事をしてもらえるように、笑顔で相手に接することも心がけています。コミュニケーション良く仕事を行い、目標としているロールモデルに少しでも近づきたいと考えて行動しています。

Q女性だからこそ担える仕事とは?

「理系女子」が増え、高い技術力を持った女性が増えてくると思います。ITの技術は時間や場所を選ばず使えるようになってきているため、女性の活躍できる場面も増えてくることでしょう。女性は結婚、出産、育児、介護などで環境が変わることが多くありますが、技術力があれば、たとえ一時(いっとき)、現場から離れたとしても復帰できると思います。IT企業は男性社員が多い業界ですが、そういった中で女性社員が雰囲気を和やかにしたり、女性ならではの心配りができたりすれば良いですね。

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結婚を機に、
在宅勤務制度を使い
仕事と家事を両立する

広報・マーケティング部 課長代理
 長谷川恭子

新卒で入社して以来、広報・マーケティング室という部署で働いています。仕事内容は、自社商品のプロモーションや自社のブランディングです。商品を売るための戦略を練り、それを告知していくためのメディアを選定したり、実際にチラシ、パンフレット、サイト、動画などを制作したり、イベント・セミナーの運営をしたりしています。結婚を機に長距離通勤になったことで、在宅勤務制度を使って週3回、自宅で仕事をしています。

Q長期的に同じ職場で働くメリットとは?

ひとつは、社長や社員との信頼関係が厚くなることです。長く築き上げてきた信頼があるからこそ、重要な仕事を任せてもらえたり、在宅勤務などの制度を使わせてもらえたりできるようになるのではないかと思います。また、もうひとつは長く会社にいることにより自社に愛着が沸いてくることです。会社の成長には、社員が同じ目標を持って一丸となり達成していくことが重要だと思いますが、同じ会社に長くいると、こうした会社の魅力や目指す方向性を感じ取りやすくなります。これらの積み重ねが、自己成長ややりがい、達成感に繋がっているのではないかと思っています。

Q女性が活躍するために、あなた自身がやりたいことは?

サンロフトでは様々な制度があり、女性としてとても働きやすく、感謝しています。ただ、まだ対象者がいないこともあり、実際に運用がされていない制度もいくつかあります。在宅勤務制度も私がはじめる時は前例者がいない状況で、運用にあたって心配や不安な気持ちがとても大きかったことを覚えています。今後、自ら進んでこうした制度を積極的に使わせていただくことで、後輩たちも安心して様々な制度を活用し、働き続けられる環境をつくっていきたいと思っています。

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出産退職をした後、
子育てをしながら
パート社員として働く

DX事業部 デザイン課
 蒔山都志子

サンロフトには新卒で入社し、当時はデザイン課でWebサイトの制作を担当していました。1年が経つ頃、どうしても本場東京でのデザイン現場を肌で感じたくなり転職しましたが、数年後には結婚を機に、再びWeb系の地元企業にIターン就職。その後、結婚、双子を出産し、育児休暇も取得しました。現在は、子どもたちを4年制の幼稚園に通わせながら、パート社員として再びサンロフトでWeb制作の仕事をしています。

Q仕事を続けたいと思った理由は?

まずは、これまで携わってきたWebサイト制作の仕事が「好き」ということ。好きな事を仕事にできるのはとても幸せですし、長年培ってきた技術を更に追及していく楽しみがあります。また、この業界は日々の進歩が早いため、新しい技術を勉強していくことにやりがいを感じています。

そして、月並みですが、働くことで社会の一員としての自分を認められたい、という想いも仕事を続ける大きな理由のひとつです。また、子どもと離れる時間を少しでも持つことで、余裕を持った子育てができています。

Q復帰して感じていることは?

子どもたちが集団生活を始めると、覚悟はしていましたが、とにかくよく風邪を貰ってきます。そして自分もその度に感染してしまうため、体調管理がとても難しくなりました。いざ仕事の現場では、毎日働けなかったり、残業ができなかったりと、引け目を感じることもあります。

それでも「仕事も家庭も両立したい」という気持ちは大きく、今はただがむしゃらに頑張っています。同僚や家族など、周りにはどうしても迷惑がかかってしまいますが、慣れた職場に復帰できたおかげで、私は日々充実した生活を送ることができています。私の欲張りな気持ちが実現できているこの環境に、今は感謝の気持ちでいっぱいです。

サンロフトの取り組み

Action

女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定

サンロフトは、7月18日(水)、「女性の職場生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づき、厚生労働大臣より「えるぼし」の最高位である「認定段階3」を取得しました。

「えるぼし」は、2016年4月に施行された「女性活躍推進法」に基づく行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な企業が、厚生労働大臣より認定されるものです。評価項目には採用、継続就業、労働時間等の働き方、管理職比率、多様なキャリアコースの5つがあり、基準を満たした項目数により3段階の認定があります。

サンロフトは、女性の管理職比率が産業平均の7.1%を大きく上回っていること、在宅勤務や退職者の再雇用など柔軟な働き方が社内で浸透していること、生産性の向上にかかる取り組みを評価する制度が充実していることなどが認められ、5つの基準をすべて満たしていると評価いただきました。

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女性活躍推進法に基づく優良企業認定マーク「えるぼし」最高位に認定されました
Action

ふじのくになでしこ企業100宣言

サンロフトは、女性社員の戦力化・意欲向上・働きやすい職場づくりに向けて、積極的に取り組むことを宣言した「ふじのくになでしこ宣言企業」に推薦され、静岡新聞にて紹介されました。「ふじのくになでしこ宣言企業」となったことにより、あらためて、よりよい職場環境について考え、様々な取り組みを積極的に実施していきたいと考えています。

ふじのくになでしこ宣言企業

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静岡新聞「女性管理職5割、在宅勤務も サンロフト」
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Google Women Will サポーター企業

サンロフトは、テクノロジーによって女性が直面する問題の解決を目指す「Google Women Will」の取り組みに賛同し、サポーター企業に認定されています。女性活躍推進にサンロフトが実践している取り組みを「働く女性を応援するアイディア」に投稿するとともに、同サイトで様々な企業・団体から寄せられているアイディアを積極的に実践してまいります。

サンロフトが実践している女性活躍推進の取り組みは、社内SNS「nanory」を使った情報や感情の共有、そしてそれによって生まれる傾聴・承認の文化づくりです。詳しくはこちらをご覧ください。

Google Women Will

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次世代の社内SNS日報システム「nanoty」が女性活躍の推進をサポート
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男女共同参画社会づくり宣言書

サンロフトは、静岡県の男女共同参画社会づくり活動に基づき、次の取組を行うことを宣言いたしました。

取組内容
  • パート勤務、短時間正社員、住宅勤務など、仕事と家庭の両立を希望する社員の相談に個別に対応する
  • どんな働き方をしていてもITを活かしたワークスタイルで仕事情報と考えを共有する
  • 女性管理職比率が50%の組織で、男女を問わず適所適材で職務を与える環境を継続する

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一般事業主行動計画

サンロフトでは、特に若手の女性社員を対象に、ライフスタイルが変わっても就業を継続し、活躍し続けることができる雇用環境の整備を行うため、一般事業主行動計画を策定しました。今後、以下の「株式会社サンロフト 行動計画」に従って事業を行って参ります。

実施した内容については、随時ご報告いたします。