サンロフトでは、毎年4月~5月に新卒採用、通年でキャリア採用を実施しています。
年間の平均採用人数は新卒採用とキャリア採用いずれも2~3名を採用しています。
毎年、数名規模での採用だからこそ、一人ひとりの存在感が大きく、丁寧に関係性を築いていきたいと考えています。

サンロフトの採用方針

チームミーティングをする社員近年、キャリア志向の高まりとともに、特定の職務を担う「ジョブ型雇用」が注目されています。サンロフトとしても社員のキャリア形成は大切なテーマで、キャリア開発の取り組みは強化しているところですが、採用方針の根底にあるのは組織で仕事をすることでの経験や成長がお互いの資産になる「メンバーシップ型」です。

こうしたことを声高に言うと「古い」と思われてしまうかもしれません。しかし、サンロフトの強みの一つは、困難や先が不透明な状況になったときこそ協力し合う社員の「姿勢」にあります。外からは見えづらいこのスタンスは変わらず大切にしたいもので、こうしたチームワークを実感できることこそが中小企業で働くよさだと実感しています。

理想とする組織構成は、その人の存在・スキルによって仕事に広がりや豊かさが生まれたり、役割が変わっていく中で個人や組織のできることを引き上げたりするようなものではないでしょうか。だからこそ、会社の方針だけでなく、所属する社員に合わせて仕事を描いていく方法も忘れずに持っていたいと考えます。

入社を志望してくれる方々から、「安心できる居場所」「自分らしい居場所」を求めているという声を聞きます。そうした居場所というのは、「誰かの役に立てた」「組織の一員になれた」と感じられる瞬間にこそ見えてくるのかもしれません。社員のウェルビーイングを意識するのなら、なおさらメンバーシップが重要。だからこそ、メンバーシップ型とジョブ型のバランスをとりながら、“人を見る”採用を大切にしているのです。

未経験者の採用方針

新卒を含めて、サンロフトでは志望職種に対する「未経験者」の採用は基本的には行っていません。ここでいう「未経験者」というのは、志望する職種に対して何も行動していない人を指します。独学でHTMLを学んでWebデザインに挑戦したり、AIを活用してアプリを開発したり、気になるサイトをチェックして収集したり、何でもよいのでできることを見つけて、興味を持ったことについて自ら学んでいる人を採用しています。

キャリア採用の場合は、実務経験に基づくマッチングをはかりますが、大切なのはサンロフトの業務とご自身の経験・スキルとの間に「共通点」を見出せるかどうかです。サンロフトでのスタート地点を決める上での基準が必要で、それを示す経験・スキルを選考段階にてすり合わせることに努めています。

求めるスキル・採用基準

グループワークに参加する社員サンロフトには、グループ行動指針である「プロになれ」をはじめ、「チーム力」「明朗親切」「長所伸展」「時流適応」「仲間に感謝、仲間と協力」「笑顔で挨拶」といった社員としてありたい姿が明文化されています。
サンロフトの一員として気持ちよく参画していただくために、採用基準として特に重視しているキーワードをいくつか紹介します。

新しいものに対して興味関心を持つ

IT業界は、変化の激しい業界です。そのため、社員の行動指針の一つには「時流適応」があり、新しいものをいち早くキャッチアップすることを大切にしています。新しいものに興味関心を持ったり面白がれたりする力は、柔軟性や共感性、その先の時流適応につながる力です。好奇心旺盛で、「面白そう」「やってみたい」という純粋な興味を広く持ち、分かち合える方を求めています。

チームで取り組むことが好き

繰り返しになりますが、サンロフトのよさの一つは社員の協調性が高いことであり、困難においても協力し合うチームワークです。不確実性の高い時代だからこそ、職種を超え、部門を超え、会社を超え、チームでシナジーを最大化していくことが一層求められます。自分の役割だけではなく、他者への関心を持ち、物事を俯瞰的に捉え行動できる仲間を求めています。

サンロフトの社風に共感できる

サンロフトは、承認・共感・感謝が循環する風土づくりに力を入れています。起点となるのは、自己承認です。自分を大切にし承認できる人は、他人を承認しその人のことを考えた行動をとることができます。そして、承認し合い、共感し合い、一緒に働くチームに感謝したり、お客様に感謝したりするサイクルを描く。こうしたサンロフトの文化に共感し、風土をつくる一員となってくれる方を求めています。

当事者意識を大切にできる

組織で働いていると、当然さまざまな問題が起きます。そうした多くの問題において、社員は全員、当事者であるはずです。「どうせ変わらない」「できるわけない」「自分は関係ない」と思考停止するのではなく、自分の足元からでも変えていけることを考える。当事者意識で向き合える仕事の方が圧倒的に楽しいものです。サンロフトの一員という自覚を持ち、それを楽しいと思って働いてくれる方を求めています。

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