【2021年保存版】ディスプレイ広告全般のバナーサイズについて

バナーやテキストを掲載し、スマートフォンやPC、アプリ内に訴求することができるディスプレイ広告。画像での訴求はリスティング広告のようなテキスト広告に比べると2倍印象に残るとされ、成果につながりやすいと言われています。

ディスプレイ広告を出稿する際には必ず、バナーの準備が必要となりますが、どのサイズをどれくらい用意すればいいのか、悩む方も多いはずです。

ここでは、代表的なディスプレイ広告でもあるGDN/YDA(YDN)広告の基礎知識と、制作時に参考となるサイズや審査基準についてご紹介していきます。
※GDNはGoogleのディスプレイ広告で、YDA(YDN)はYahoo!のディスプレイ広告を指します。

では、さっそく解説していきます!

目次

1. ディスプレイ広告の基礎知識

ディスプレイ広告はインターネット広告媒体費構成の約3割を示しており、ネット上での集客施策で外せない存在となっています。

ディスプレイ広告の出稿を検討している担当者さんのために、ここではディスプレイ広告の代表的な媒体、表示タイプなど基礎情報を簡単にご説明します。基礎情報で不明点があるという方は、ここで確認を行ってみてください。

ディスプレイ広告の表示タイプの違いについて

ディスプレイ広告は、Webや動画やアプリ上に設定された、さまざまなフォーマット別での広告枠に対しテキストや画像で配信するものです。

保有する媒体数が多い「GDN」「YDA(YDN)」は、“2大ネットワーク” とも呼ばれ、幅広い層へのアプローチと集客目的で広告を配信する企業が多いです。

ディスプレイ広告は、「イメージ広告」と「レスポンシブディスプレイ広告」の2種類の広告タイプに分かれ、表示される方法も異なります。

「イメージ広告」は、広告主が指定した画像が配信されるもので、広告のパフォーマンスによって進化するといったことはありません。イメージ広告の他にも、スタティック広告、静的広告、とも呼ばれることがあります。

一方で「レスポンシブディスプレイ広告」は、配信先の広告枠に合わせ、スペース、サイズ、フォーマットなどを媒体側で自動調整しながらパフォーマンスを最大化してくれる、というものです。

両方の広告を使用すると、片方の広告を比較した時に比べ、平均して50%以上のコンバージョンを獲得できる※とGoogleは説明していますので、両方のバナー制作準備を進めるとより良いでしょう。
※同程度のコンバージョン単価の場合

ディスプレイ広告についてくわしく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ディスプレイ広告のバナータイプ

ディスプレイ広告のバナーは、どういったタイプのサイズがあるのかを大まかに見ていきましょう。

一般的なサイズと言われているのが300×250、または336×280の「レクタングル」と呼ばれる長方形のサイズです。PCとスマホの両方でよく使用されるサイズとなります。

「スクエア」と呼ばれる正方形のサイズも、よく使用される大きさです。250×250、または300×300が一般的です。

その他には、「スカイクレイパー」と呼ばれる横長、または縦長の120×600、160×600や独自のサイズで320×50や320×100などがあります。

ここまでの中でお気づきの方もいるかと思いますが、実はそれぞれのバナーサイズには名前もついています。他社に広告運用を依頼する際に、名前でサイズを言い表す場合も考えられるため、頭においておくといいでしょう。

2. GDN/YDA(YDN)広告のバナーサイズ一覧

GDN、YDA(YDN)広告では多数のバナーサイズが展開されています。ここでは、各媒体ごとのバナーサイズを一覧表でご紹介します。何から制作すればいいかわからないという方は、こちらの表を確認しながら作成を進めてみてください。

イメージ広告

以下は、GDN、YDA(YDN)のイメージ広告の各サイズ一覧です。

スクロールできます
サイズ(px)GoogleYahoo!対応デバイス推奨サイズ
300×250PC/TB/SP
160×600PC/TB
728×90PC/TB
300×600PC/TB
468×60PC/TB
320×50SP
320×100SP
200×200PC/TB
240×400PC/TB
250×250PC/TB
250×360PC/TB
336×280PC/TB
580×400PC/TB
120×600PC/TB
300×1050PC/TB
930×180PC/TB
970×90PC/TB
970×250PC/TB
980×120PC/TB
300×50SP
600×600PC/TB
640×360SP
画像容量上限~150KB~3MB
種類JPEG(.jpg、.jpeg)、GIF89a(.gif )、PNG(.png)、アニメーション広告(GIF)JPEG(.jpg、.jpeg)、GIF89a(.gif  ※静止画のみ)、PNG(.png)
※PC=パソコン、TB=タブレット、SP=スマートフォン、px=ピクセル

全サイズのバナーを制作できると1番いいですが、種類が多すぎてむずかしいという担当者の方もいるでしょう。その場合には、推奨サイズとされている5種類のバナーサイズだけでも両媒体で網羅できるとされていますので参考にしてください。

YDA(YDN)の配信先には、Yahoo!のトップページに大きく表示される「Yahoo!ブランドパネル」も含まれます。Yahoo!ブランドパネルのサイズ規定も改めて確認してみてください。

「Yahoo!ブランドパネル」

スクロールできます
サイズ(px)対応デバイス容量
600×600(最小)PC3MB以下
640×360(最小)SP3MB以下
※アニメーション、ALT不可
※GIF、JPEG、PNG

※参考
Google広告ヘルプ https://support.google.com/google-ads/answer/1722096?hl=ja%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%EF%BC%89
Yahoo!広告ヘルプ https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/guideline/articledetail?lan=ja&aid=51332

レスポンシブディスプレイ広告

レスポンシブディスプレイ広告は、規定のバナーサイズを用意しておけば、さまざまな広告枠にマッチする広告を自動生成してくれる広告です。

GDNと比較し、YDA(YDN)の方が指定する最小ピクセル数が大きいため、YDA(YDN)のサイズを用意すれば、GDNにも流用できます。

スクロールできます
広告の種類GoogleYahoo!
画像600×314~1200×6281200×628
画像300×300~1200×1200300×300
ロゴ512×128~1200×300
ロゴ128×128~1200×1200180×180
広告見出し半角30字まで半角20字まで
長い広告見出し半角90字まで
説明文半角90字まで半角90字まで
会社名半角25字まで半角20字まで
画像の容量~5120 KB~3MB

※参考
Google広告ヘルプ https://support.google.com/google-ads/answer/7005917?hl=ja&ref_topic=3121943
Yahoo!広告ヘルプ https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/guideline/articledetail?lan=ja&aid=51344&o=default

3. 最低限用意しておきたいバナーサイズ

前章の推奨サイズにも印を付けましたが、バナーの制作工数をできる限り削減したいという方は、最低限用意しておくべきサイズの準備を進めるといいでしょう。

Googleは、以下の人気上位5つのサイズを用意しておくと、表示される形式が自動調整され、ネットワーク上の95%に対し広告表示ができると説明しています。

  • 300×250
  • 160×600
  • 728×90
  • 300×600
  • 320×50

このサイズは、YDA(YDN)にも流用可能です。YDAとGDN両方の配信を行う場合には、こちらの5種類を準備して運用を始めましょう。その後、必要に応じて他のサイズを追加し、効果を高めていくといいです。

4. GDN/YDA(YDN)における仕様の違いと入稿時の注意点

サイズ表に従い、入稿基準通りにバナー制作を行うことができれば、問題なく審査が通り配信が開始されます。しかし稀に、掲載される場所により画像の表示が切れてしまうこともあります。

どういったケースの配信が発生するのか、その可能性を把握しておくことも重要でしょう。ここではその配信ケースと、事前に防ぐためのポイントをご紹介します。

GDN広告の仕様の違いと入稿時の注意点

GDNの入稿時に、見逃してしまいそうな入稿についての注意ポイントが2つあります。

1つ目は、自動トリミングに関してです。GDNのレスポンシブ広告の「1200×628」サイズは、掲載面によって画像の端部分が全体の約5%ほど自動で削られる場合があります。製作時はデザインが切れてしまわないようサイズに余裕を持つといいでしょう。

続いて2つ目は、バナーデザイン内に占めるテキスト量の割合です。デザイン全体の20%以上とした場合、審査に落ちる可能性がありますので要注意です。

YDA(YDN)広告の仕様の違いと入稿時の注意点

YDA(YDN)は、概ねGDNの仕様と同じようになっていますが、異なる点で特に注意した方がいい点をここでご紹介します。

GDNでは入稿可能なFLASHバナーやGIFアニメーションですが、YDAでは入稿不可になりますので、各媒体への入稿時に間違えないよう注意が必要です。 また、レスポンシブ広告のバナーは、広告配信時に縮小またはトリミングされる場合があります。正確に表示させたい場合には、トリミングされる可能性のある範囲を見分けることのできる、画像表示シュミレーターを確認するといいでしょう。

Yahoo!広告 画像シミュレーター
https://ads-promo.yahoo.co.jp/dr/image-simulator/

5. よくある広告審査落ちの理由と表現例について

ユーザーにとって適切なクリエイティブやテキスト文を用意したとしても、媒体側の規定に乗っ取ったものでなければ、掲載することができません。ここでは、よくありがちな広告審査落ちの理由と、その表現例についてご紹介します。

広告の最上級表現

よく発生しがちな不承認となるケースが、「最上級表現」をクリエイティブに使用することです。

「世界一」「日本一」「No.1」「世界最大」など、最大級・絶対的表現となる言葉の使用は、誇大広告にあたる可能性があるとされ、審査結果が不承認になるケースがあります。Googleでは第三者による根拠付けとなるリンクを提出、Yahoo!は第三者による根拠を画像内に明記することで承認となるケースもあります。

しかし、確実とは言えませんので、できる限りそれらの表現を控える方が望ましいでしょう。

薬機法違反

薬機法(旧:薬事法)は医薬品等の有効性及び安全性の確保等に関する法律ですが、薬機法に違反する広告表現は非承認となります。

サプリメントやエステ商材などのヘルスケアに関連する商材に対する広告表現は、特に注意が必要です。

例:「あなたの年齢が20歳若返ります」「これを飲めば便秘が治ります」「確実に痩せる!」「ニキビ跡がなくなります」

以下のGoogleとYahoo!の薬機法に関するポリシーも参考にしてみてください。
Google広告 https://support.google.com/adspolicy/answer/176031
Yahoo!広告 https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/middlecategory?lan=ja&cid=1720

その他

商材によって個別に審査基準が定められているもの以外にも、細かな見落としで審査落ちとなるケースがあります。

例えば、バナー内に会社名やブランド名などの記載が入っていない、拡張子が指定されたもの以外になっている、画像容量上限が上振れているなどです。拡張子は「.jpg(.jpeg)」「.png」「.gif」のみか、画像の容量上限は守れているか、など今一度確認し、うっかりミスでの審査落ちにも気をつけましょう。

審査が通らないケースも想定し、入稿はスケジュールに余裕をもって対応することをおすすめします。

6. まとめ

GDN、YDA(YDN)ディスプレイ広告の基本的なバナーについての要件を説明しました。

本記事では、主に「イメージ広告」「レスポンシブディスプレイ広告」と2種類の広告タイプについて解説しています。何種類ものバナーサイズを用意するのは大変ですので、フォーマット毎に自動調整しパフォーマンスを上げてくれる、レスポンシブディスプレイ広告用のバナーを優先的に準備することをおすすめします。

広告の仕様や要件は媒体によって都度、更新されるものです。制作し直しにならないよう、自社で運用する場合も他社に依頼する場合も最新情報を確認のうえ、広告配信準備を進めてみてください。

自社でバナー素材の準備がむずかしいようでしたら、制作ごと運用会社に依頼できる場合もあるため、まずは相談してみましょう。

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