Web広告とは?種類と特徴、効果を高める運用方法をご紹介!

Web広告の運用を検討されている中小企業の方の中には

「Web広告を始めたいが、何から手をつけたらいいかわからない」
「Web広告を出したいが種類が多すぎる。どれを選べばいい?」
「Web広告を効果的に運用したい」

……といったお悩みを抱えているWeb担当の方が多くいらっしゃいます。

Web広告運用を効果的に行うためには、Web広告の種類とそれぞれの特徴を把握しておくことが欠かせません。

本記事では、Webマーケティングに欠かせない施策である「Web広告」について徹底解説してまいります。読み終えていただければ、Web広告の種類と特徴をすべて把握し、自社に合ったWeb広告が分かりWeb集客に活かしていただけます。

では、さっそく解説していきます!

目次

1. Web広告とは?

Web広告とは、Web上のメディア(媒体)やメールに掲載する広告のことで、インターネット広告、デジタル広告、オンライン広告と呼ばれることもあります。

各メディア(Webサイト・SNS・動画・メールなど)の広告枠に、自社商材の広告を掲載・配信できるシステムです。

2. Web広告の特徴と必要とされる理由

◎マス広告で不可能だったことを可能にした「Web広告」

従来型のマス広告の弱点である、「効果測定でがむずかしい」「コストが高い」「行動促進しにくい」「ターゲティング精度が低い」といったことを、ほぼすべて克服できたのがWeb広告です。

Web広告の特徴は、「効果測定」「コストダウン」「行動促進」「ターゲティング性」などに優れている点です。

◎必要とされる理由は「従来型広告」からのシフト

近年、Webは他の広告と比べ年々市場規模を拡大しています。

電通が2021年に発表した「2020年 日本の広告費」によると、インターネット広告(Web広告)は引き続き成長を続けていることが分かります。コロナ禍であっても、デジタル化の加速によりインターネット広告は前年度よりプラス成長となっています。

私たちの購買行動が、いかにPCやスマートフォンによるインターネット上で行われているかが結果に表れています。 

参考:電通「2020年 日本の広告費」

3. Web広告のメリット

Web広告は享受できるメリットが多いマーケティング施策です。細かく見ていくと広告の種類ごとにそれぞれのメリットが存在するのですが、本章ではWeb広告全般のメリットをご紹介します。

細かなターゲティング設定が可能

Web広告は「どんな人に」「何を見ている時に」「どんな広告を?」といった細かなターゲティングができる広告です。よって、広告を見てほしいターゲットに自社の広告を確実に届けることができます。

特に、SNS広告は、より精度の高いターゲティングが可能です。

少ない広告費で始められる

Web広告は、広告費の合計額や単価などの上限設定が可能です。予算に合わせて広告が出稿できるため、必ずしも数百万円規模の初期投資は必要ありません。

また、課金方式も、広告がクリックされた時だけ課金される形態や、ユーザーがなんらかのアクションを起こした時だけ課金される形態が主流となっているため、トータルの広告費が抑えられるというメリットもあります。

短期間で効果を得られる

マス広告と比較すると、Web広告はかなり即効性があります。出稿したいと思ったらすぐに広告を出せるため、出稿から効果を得るまでの期間が短いのです。特に、リスティング広告やアフィリエイト広告は、「検索する人」=「悩みや欲しいものが明確になっている顕在層」をターゲットにするため、より短期間で効果を得られます。

効果測定により改善しやすい

従来型の広告と異なり、Web広告は数字で効果測定を正確にできるため、施策の改善がしやすい仕組みになっています。改善のサイクルを早く回せるため、成果を得られやすいです。

広告出稿中でも変更が可能

マス広告であるテレビCMや新聞広告などは、1度作成・公開した広告を途中で変更することはほぼ不可能です。対して、Web広告は、広告出稿中でも「キーワード」「広告文」「デザイン」などを変更できます。

たとえば、出稿したキーワードで効果がなければ、効果が得られる他のキーワードに柔軟に変えることができるのです。

4. Web広告のデメリットとその解決策

Web広告のデメリットも、厳密にいうと広告の種類によって異なるのですが、本章では、Web広告全般に共通するデメリットを3つ解説します。各デメリットの解決策もあわせてご提案しています。

運用するには知識が必要

Web広告は、Webマーケティングと広告運用の知識を基に運用するものです。よって、Webマーケティング初心者の方が成果を出すには、知識を習得しつつ実践で覚えていく必要があるため、一定期間の時間を要します。

【解決策】

  • 広告運用の独学には、オンラインセミナーや書籍、YouTube動画などがおすすめ
  • ただし、早く集客したい場合には、外注して運用しながら必要知識やノウハウを覚え、徐々に社内で運用するという方法も

成果を上げるには多角的な分析が必須

Web広告およびWebマーケティングに必要とされるのは、多角的な分析力です。つまり、多角的な視点でとらえ考える力が必要です。また、解析ツールを使い、計測したデータ(数字)を見ながら課題を見つけ、施策を選定するスキルも求められます。

【解決策】

  • まずは、解析ツールと専門用語をマスターし必要なデータを得られるようになること
  • 分析のベースとなる「仮説思考」を実践し続け、実際に運用しながら分析力を鍛えていく

競合が多いキーワードは単価が高額

競合が多い業界のキーワードは、クリック単価(1回のクリックで発生する費用)が高額になることがあり、その場合は広告費がかさむというデメリットがあります。競合が多い業界の方がリスティング広告やディスプレイ広告を出稿する際には、戦略的に実践する必要があります。

【解決策】

  • クリック単価を下げるノウハウを習得する
  • ノウハウとは、具体的には、「品質スコアを上げる」「入札単価を下げる」「クリックされる広告コンテンツを作成する」などがあります

5. Web広告の種類と課金方法

本章では、Web広告の種類とそれぞれの課金方法について解説していきます。Web広告の種類を把握する際のポイントは、広告を「誰に届けるための施策なのか?」「ターゲットとなるのはどの層か?」という視点を持つことです。

Web広告は誰に届けたいかが重要です。 マーケティングにおいて、ユーザーは以下の層に区分できるとされています。

顧客層:商品やサービスを利用したことがある・既存顧客・リピーター
顕在層:商品やサービスをすでに知っている・見たことがある・自分で検索したことがある
潜在層:ニーズを抱えており、自社の商品やサービスで解決できる
低関心層:ほとんど知らない、興味がない

このように、自社の商品やサービスはどの層に向けてアピールしてWebサイトへ訪問を促す必要があるのかを検討していきます。

リスティング広告

リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの、検索結果の画面に表示されるテキストの広告を指します。

出稿は検索キーワードを指定して行い、その指定したキーワードをユーザーが検索した時に、検索結果の広告スペースに広告文が表示される仕組みです。広告費は、広告をクリックされた時に発生し、表示されただけでは料金はかかりません。

Webサイトが自然検索で上位表示されるには、SEO対策を徹底する必要があるため時間を要しますが、その点、リスティング広告は出稿後すぐに上位表示されるため即効性があります。

また、リスティング広告は、購入に近いところにいる顧客に向けた施策で、こういったユーザーをターゲットにする点も短期間で集客率を上げやすい理由です。

リスティング広告の弱みは、商品を認知していない「潜在層」や、商品に関心がない「低関心層」にはアプローチできない点です。

リスティング広告は比較的クリック率が高く人気があり、競合が多い検索キーワードを指定するとクリック単価が高くなり表示回数が減るため、キーワードの選定など戦略的に進めていく必要があります。

【リスティング広告の特徴】

ターゲット層顕在層(今すぐ客)
課金方法クリック課金
メリット◎出稿から効果を得られるまでの期間が短い
◎少額からスタートできる
デメリット◎業界によってはキーワード単価が高額で戦略が必要
◎潜在層・低関心層にはリーチできない
こんな企業におすすめ◎短期間で集客する必要がある◎検索施策を強化したい

リスティング広告の基本やメリットの詳細を知りたい方には、下記の記事がおすすめです。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、「広告主」「アフィリエイター」「ASP」の3者によって成り立っている広告手法です。

まず、ASPが広告主とアフィリエイターを結びつけます。そして、アフィリエイターがWebサイトで広告主の商材を紹介し、その広告をクリックしたユーザーが購入や契約に至るという仕組みです。

アフィリエイト広告は、広告主が設定したコンバージョン(購入・資料請求・契約など)に至った場合に、広告費(報酬)を支払うシステムです。

費用が発生するタイミングは、コンバージョンに至った時なので、他のWeb広告と比べても費用対効果に優れています。

アフィリエイト広告は、商品を比較する段階の「顕在層」に強い施策ですが、キーワードによっては「潜在層」「低関心層」へのアプローチも可能で、認知拡大や興味関心を得ることもできます。

【アフィリエイト広告の特徴】

ターゲット層顕在層(今すぐ客)〜低関心層(未来の顧客)
課金方法成果報酬型
メリット◎売上に直結しやすい施策
◎費用対効果が高い
デメリット◎成果を得られるまで時間がかかるケースも
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎売上に直結する施策を強化したい

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、画像や動画、テキストを使用した広告で、Webサイトやアプリなどの広告枠に表示される広告です。前述のリスティング広告をディスプレイ広告に含めてとらえるケースもあります。

ディスプレイ広告は、パッと目を引くようなクオリティの高いビジュアル広告や、訴求内容が的確であればクリックにつながりやすいです。細かなターゲティング(地域・年齢・性別など)が可能な施策で、認知度を上げるといった潜在層へのアプローチに適しています。

次項で解説する「アドネットワーク広告」「DSP」もディスプレイ広告に含まれます。

【ディスプレイ広告の特徴】

ターゲット層潜在層(まだまだ客)〜顕在層(今すぐ客)
課金方法クリック課金・インプレッション課金
メリット◎写真・動画といった視覚的なアプローチが可能
デメリット◎検索意欲が高い人が対象ではないため離脱しやすい
こんな企業におすすめ◎認知度アップ・興味関心を持ってもらいたい
◎視覚的なアピールが向く商材

ディスプレイ広告について、くわしく知りたい方には以下の記事がおすすめです。

アドネットワーク広告・DSP

前項で紹介したディスプレイ広告には、アドネットワーク広告やDSPといった手段があります。

アドネットワーク広告とDSPは同じものと混同されがちですが、厳密にいうと異なります。簡単にいうと、アドネットワーク広告は「プラットフォーム」、DSPは「ツール」です。それぞれ解説していきます。

◎アドネットワーク広告とは?

多くのサイトが集約された、規模のある「広告配信ネットワーク」のことで、このネットワークを通して、複数のWebサイトにまとめて広告を配信できる手法です。広告は配信面は、Webサイト、ブログ、ソーシャルメディアなどです。

アドネットワーク広告には強みが多いですが、最大のメリットは広告配信の前後の業務を任せられるため、業務効率が上がる点です。デメリットは、メディア選定ができない点で、意図しないWebサイトに広告が配信されてしまうケースも。

【アドネットワーク広告の特徴】

ターゲット層潜在層(まだまだ客)〜顕在層(今すぐ客)
課金方法クリック課金・インプレッション課金
メリット◎一括できるため業務効率を上げられる
◎効果測定データをまとめて確認できる
デメリット◎広告を掲載するサイトを選べない
こんな企業におすすめ◎認知度を上げたい・興味関心を持ってもらいたい
◎視覚的なアピールが向く商材

◎DSPとは?

DSP(Demand-Side Platform)は、複数のアドネットワークに広告を配信できるツールのことです。

では、どういった時にDSPを利用するかというと、1社のアドネットワーク広告だけでは、自社のターゲット層への広告配信をカバーしきれない場合です。その場合、複数のアドネットワーク広告を利用する必要があり、DSPを使うことでひとつのプラットフォームで管理が可能となるわけです。

DSPは複数のアドネットワーク広告以外にも、アドエクスチェンジやSSPといった広告配信ネットワークもまとめて管理することができます。

【DSPの特徴】

ターゲット層潜在層(まだまだ客)〜顕在層(今すぐ客)
課金方法インプレッション課金
メリット◎複数のアドネットワーク広告をまとめて管理できる
◎配信ジャンルを絞ることができる
デメリット◎配信先を事前に確認できない
◎広告費とは別でDSP利用料がかかる
こんな企業におすすめ◎認知度を上げたい・興味関心を持ってもらいたい
◎アドネットワークから更にターゲットを絞りたい

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、1度自社Webサイトを訪問したことのあるユーザーに広告を表示できる手法で、ディスプレイ広告や動画広告、テキストといった様々な形で行うことが可能です。

過去にWebサイトを訪れたということは、自社の商材にすでに興味関心があるといえます。こういったユーザーにターゲットを絞るため、よりコンバージョンしやすい手法です。

リターゲティング広告のメリットは、顕在層にアプローチできるため成果を得られやすい点です。デメリットはユーザーに繰り返し広告を表示させるため、しつこいと感じさせてしまうことがある点です。

また、リターゲティング広告はGoogleでは名称が変わり、「リマーケティング」と呼ばれています。Yahoo!での名称は変わらず「リターゲティング」です。

【リターゲティング広告の特徴】

ターゲット層顕在層(今すぐ客)
課金方法クリック課金・インプレッション課金
メリット◎興味関心のある人を追いかけてアプローチできる
◎コンバージョンしやすいユーザーを狙える
デメリット◎行動を追跡するため監視されているような印象を与えるケースも
こんな企業におすすめ◎興味関心がある人に再度サイト訪問してほしい
◎顕在層にターゲットを絞りたい

リターゲティングの活用について興味のある方は、以下の記事がおすすめです。

純広告

純広告

一定期間が設けられ、その期間に応じて確実に表示される形式の広告を指します。 

例えば、Yahoo!のトップページの右上画像は広告枠であり、「Yahoo!JAPANブランドパネルビジョン」と呼ばれています。その他、バナー広告やタイアップ広告(記事広告)、動画広告など、幅広く種類が用意されています。 Yahoo!だけではなくGoogleにも同様の仕組みがあり、2社が運営している検索エンジン以外の媒体でも広告が出稿できるプランがあります。

純広告のメリットは幅広い層に広告を見てもらえる点で、デメリットは他のWeb広告に比べ費用が高い点です。また、純広告を効果的に運用するためには、Yahoo!とGoogle両者のユーザー層を鑑みて、出稿を検討する必要があります。 

純広告はこのように幅広く露出することから、潜在層から低関心層までが対象となり得ます。

【純広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜顕在層(今すぐ客)
課金方法保証型課金(期間保証型・クリック保証型など)
メリット◎幅広い層に広告を表示できる
◎必ず希望の位置(広告枠)に掲載できる
デメリット◎広告費が高く、途中で変更できない
◎効果の有無に関わらず料金が発生する
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎未来の顧客への施策をしたい

ネイティブ広告

ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、一見、広告ではなくネットの記事や投稿であるかのような形で見せる広告のことです。ネイティブ広告はネイティブアドと呼ばれることもあります。

記事や投稿に溶け込むかたちで表示され、広告のようには見えないため、ユーザーに過度なストレスを感じさせない点が強みです。ネイティブ広告のわかりやすい例として、SNS広告が挙げられます。

広告特有のプッシュ感がないためユーザーにストレスを与えにくい反面、「記事なのか?広告なのか?」を判別しにくいこともあり、「記事だと思ってクリックしたら広告だった……」というマイナス要素もあります。

加えて、質の高い広告を作る必要がある点もデメリットです。コンテンツになじむようなデザインや、引きの強いキャッチコピーを作成する必要があるため労力を要します。

ネイティブ広告は低関心層や潜在層へのアピールに向く施策です。

【ネイティブ広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜潜在層(まだまだ客)
課金方法クリック課金・インプレッション課金
メリット◎広告のプッシュ感がなく興味を持ってもらいやすい
◎ユーザーにストレスを与えにくい
デメリット◎効果を得られるまである程度時間がかかる
◎記事や投稿に溶け込むようなデザインが必要となる
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎未来の顧客への施策をしたい

記事広告・タイアップ広告

記事広告とは、Webサイト内の記事で自社の商材をPRしてもらう手法で、タイアップ広告とも呼ばれます。広告主と媒体(メディア)が協力して作成する広告となります。

メディアの信頼性や知名度を利用して、自社の商品やサービスを紹介できるため、読者の信頼感を獲得しやすい点がメリットです。

デメリットは、記事作成にあたり取材や撮影が必要になることがあるため記事が完成するまでに時間がかかる点、そして、掲載から効果を得られるまでもある程度時間を要する点が挙げられます。

記事広告は、低関心層と潜在層にリーチできる施策です。

【記事広告/タイアップ広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜潜在層(まだまだ客)
課金方法インプレッション課金
メリット◎媒体のブランド力を利用でき信頼感を得やすい
◎掲載する媒体と連携して作成できる
デメリット◎掲載から効果を得られるまで時間がかかる
◎記事作成に時間と労力を要するケースも
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎未来の顧客への施策をしたい

SNS広告

SNS広告とは、Twitter、Facebook、InstagramといったSNS上に表示する広告を指します。現在様々なSNSが存在していますが、年代層やライフスタイルなどにより使用するSNSは異なるため、SNS広告を出稿する際には適切な選択が必要です。

SNS広告が人気の理由としては、最近はSNSを見て購入を検討するといった下調べの場として活用されている背景と、SNSが持っているユーザーの情報量です。今後ますますSNS広告は広がっていくのではないかと予想されます。

SNS広告の利点は多いですが、最大のメリットは、SNSの特性を活かして精度の高いターゲティングが可能な点です。

デメリットは、定期的にターゲティングやクリエイティブなどを変更する必要がある点です。なぜなら、SNS広告は変更をしない限り指定したユーザーに配信が継続されるためです。

SNS広告は低関心層から顧客層まで幅広い人々へのアプローチができます。

【SNS広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜顧客層(既存のお客様)
課金方法クリック課金・配信数型課金
メリット◎ターゲティング精度が高い
◎シームレスな広告で違和感を与えない
デメリット◎何もしなければ特定ユーザーに配信し続けることに
◎適切なSNSを選定しなければ効果は得られない
こんな企業におすすめ◎事業拡大を目指している
◎未来の顧客から既存顧客まで広く施策をしたい

SNS広告の種類についてくわしく知りたい方には、下記記事が役立ちます。

動画広告・YouTube広告

動画広告

動画広告とは、動画を活用して広告をする方法で、テキストや静止画などでは表現できない企業の姿勢やストーリーなどが表現できます。 

上手に活用することで共感が広がりファンが増え、SNSなどでの2次的拡散も期待できます。最近では純広告やリターゲティング広告などでも出稿が可能ですが、YouTubeでの広告掲載ができることがポイントです。 

動画広告のメリットは、目を引きやすく情報量が多いため効果を得られやすい点、そして、クリックしなくても動画が再生される点です。一方で、動画制作は他の広告と比べ制作費に費用が掛かることは念頭に置かなければなりません。 

動画広告は短い時間で多くの情報を伝えることができることから、低関心層や潜在層へ向けての認知拡大に適しているといえます。

【動画広告/YouTube広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜潜在層(まだまだ客)
課金方法広告視聴単価型
メリット◎短時間で多くの情報を届けられる
◎動画は目を引くため効果を得られやすい
デメリット◎制作費がかかる
◎スキップし最後まで視聴されない場合も
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎興味関心を持ってもらいたい

リワード広告

リワード広告とは、広告を見たユーザーにリワード(報酬)が支払われる広告を指します。具体的には、スマホのアプリ内で動画を視聴したり、アンケートに答えたりすることで、報酬としてポイントがもらえるといったものがあります。リワード広告は成果報酬型のため、アフィリエイト広告に分類されるケースもあるようです。

リワード広告の目的は、スマホアプリのインストール数を短期間でアップさせることや、認知拡大などです。

短期間で認知度を上げたい場合などに有効とされていますが、ユーザーの継続率は低いです。

【リワード広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜潜在層(まだまだ客)
課金方法インストール成果型・成果報酬型
メリット◎短期間で認知度を上げられる
◎ユーザーに報酬が発生する
デメリット◎ユーザーの継続率は悪い
◎AppleStoreはリワード広告に否定的
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎興味関心を持ってもらいたい

デジタル音声広告

デジタル音声広告とは、Spotifyやradiko、Voicyなどのインターネットラジオや、音楽配信サイトといった「デジタル音声メディア」で流れる広告のことです。オーディオアドと呼ばれることもあります。

デジタル音声広告は、現在は普及していませんが、今後拡大する広告のひとつと言われています。

たとえば、音声メディアのVoicyでも、フォロー数の多い人気パーソナリティのコンテンツにはすでに音声広告が採用されています。

デジタル音声広告のメリットは意外に多く、なかでも、リスナーに嫌がられる度合いが低いこと、そして、動画と異なり広告がスキップされにくいことは注目すべき点です。

デメリットは、音声メディア自体がまだ成長過程にあるため、ユーザー数が少なく広告を掲載しても届けられる人が限られる点です。

【デジタル音声広告の特徴】

ターゲット層低関心層(未来の顧客)〜潜在層(まだまだ客)
課金方法広告を聞いたユーザー数によって変動
メリット◎スキップされにくいため広告を確実に届けられる
◎ユーザーにストレスが少ない
デメリット◎まだ音声メデイア市場が熟成していない
こんな企業におすすめ◎認知拡大をしたい
◎興味関心を持ってもらいたい

メール広告

メール広告とは、メールに広告を掲載する手法で、下記の2種類があります。

  • メールマガジンに広告を掲載⇒メルマガの一部に広告を載せる
  • 広告メール⇒メールの内容がすべて広告になっている

メールはすでに接点がある顧客に配信するものなので、メール広告は自社の商材をすでに知っている人や買ったことがある人に向けた施策になります。

メール広告のメリットは、ターゲティングが正確にできると費用対効果が高いこと、そして、メール内に掲載された広告のためメールを消去しなければいつでも見られることです。

デメリットは、メールを開封されなければ広告も見てもらうことができないことや、他のWeb広告と比較すると効果を得られにくくなっていることが挙げられます。

【メール広告の特徴】

ターゲット層顕在層(今すぐ客)
課金方法配信数型課金
メリット◎顕在層向けのためターゲティングが上手ければ成果を得やすい
◎ユーザーのタイミングで広告を見れる
デメリット◎開封されなければ見てもらえない
◎他のWeb広告に比べて効果が低い傾向
こんな企業におすすめ◎既存顧客にクロスセルしたい
◎既存顧客のリピートを強化したい

6. 【中小企業向け】Web広告の効果を高める運用方法

本章では、中小企業のWeb担当の方に知っておいていただきたい、Web広告の効果を高める運用方法を3つご紹介します。この3つをしっかり実施することにより広告の効果を確実に高められます。

まずは「広告運用の基本」をおさえることが大前提

Web広告を効果的に運用するには、下記の4つの基本を実践することが欠かせません。

【Web広告運用の基本・4ステップ】
 ① Web広告を運用する目的を明確にする
 ② 「どんな人に」「何を見ている時に」「何を伝えるか」を明らかにする
 ③ 顧客目線で広告を設計する
 ④ 目標値を設定する

① Web広告を運用する目的を明確にする

Webマーケティングには様々な施策がありますが、自社がWeb広告施策を実施する目的をはっきりさせましょう。広告出稿にかかる費用は決して少なくないため、中小企業にとっては大きな痛手になるケースもあります。広告施策よりも優先すべき施策がないかを見極め、検討してください。

② 「どんな人に」「何を見ている時に」「どんなことを伝えるか」を明らかにする

Web広告は細かなターゲティングができる施策です。「誰に何を伝えたいか?」を最初に明確にしておきましょう。

③ 顧客目線で広告を設計する

広告は設計が非常に重要です。顧客の「思考」と「行動」に着目し、顧客の行動にあわせた広告を選定します。行動の過程で、どんな広告を見せて、どんな体験を実現していくか?を考え抜くことがポイントです。

④ 目標値を設定する

広告運用で達成したいKGI(ゴール)と、その過程のKPI(指標)を数値で設定しましょう。

上記の4つをしっかり行うことで、広告の効果を高める基礎ができます。

ニーズが顕在化した顧客をつかむ広告を優先する

売上を上げたいなら、広告は購入に近いところから着手し運用するのが鉄則です。購入に近いところとは、ニーズが顕在化した「購入直前の顧客」向けの施策を指します。具体的には、リスティング広告やアフィリエイト広告、リターゲティング広告などです。

顧客の具体的な姿をイメージする

顧客の具体的な姿を描けることができれば、広告の特徴をふまえて「適切な施策」を選定できます。

顧客のことを徹底して考え抜き、自社の商材を「どのタイミングで、どこで、どう知ってもらいたいか」を考えることが大切です。これができれば、広告運用の効果を得られます。

7. まとめ

最後に、本記事で解説してきた「Web広告の基礎知識と種類」についてまとめます。

Web広告の種類は、下記の13種類です。

  1. リスティング広告
  2. アフィリエイト広告
  3. ディスプレイ広告
  4. アドネットワーク広告・DSP
  5. リターゲティング広告
  6. 純広告
  7. ネイティブ広告
  8. 記事広告・タイアップ広告
  9. SNS広告
  10. 動画広告・YouTube広告
  11. リワード広告
  12. デジタル音声広告
  13. メール広告

Web広告のメリットとデメリットは次のとおりです。

【Web広告のメリット5つ】

  • 細かなターゲティング設定が可能
  • 少ない広告費で始められる
  • 短期間で効果を得られる
  • 効果測定により改善しやすい
  • 広告出稿中でも変更が可能

【Web広告のデメリット3つ】

  • 運用するには知識が必要
  • 成果を上げるには多角的な分析が必須
  • 競合が多いキーワードは単価が高額

中小企業がWeb広告の効果を高めるためには、運用する際に下記の3点に注意しましょう。

① まずは「広告運用の基本4つ」をおさえること

  • Web広告を運用する目的を明確にする
  • 「どんな人に」「何を見ている時に」「何を伝えるか」を明確にする
  • 顧客目線で広告を設計する
  • 目標値を設定する

② ニーズが顕在化した顧客をつかむ広告を優先する(広告施策は購入直前の顧客から実施する)
③ 顧客の具体的な姿をイメージする(顧客のことを徹底的に考え抜くこと)

以上が本記事のまとめです。

「Web広告を運用したいが適任者がいない」「自社が優先すべきWeb広告を知りたい」「とにかく早く集客の効果を出したい」といったお悩みを抱えている場合には、ぜひ弊社までご相談ください。

わたしたちサンロフトは中小企業のサイト制作を得意分野とするWebマーケティング企業です。豊富な実績と経験を活かし、Web広告運用やWebサイト制作、コンテンツマーケティング、コンサルティングなども行っていますのでぜひご活用ください。

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