Googleで検索上位になる方法とは?担当者が知るべき上位表示の仕組み

「Google検索の上位表示はどうやって決まるの?」
「検索上位の仕組みは?上位表示される方法が知りたい」

今回は、こういったお悩みを抱える中小企業Web担当の方に向けて、Googleで検索上位になる方法を解説します。

実は、Googleで上位表示されるには「検索エンジンが順位を決める仕組み」や「Googleのガイドライン」を理解することが欠かせません。Googleがどういった基準でWebサイトを評価しているかを知ることで、「自社は何をすべきか?」がわかるようになります。

本記事を読み終えていただければ、Google上位表示の基礎知識と、Google検索で上位表示される具体的な方法などが明確になり、企業サイトのSEO対策にすぐに役立てていただけます。

では、さっそく説明していきます!

目次

1. Googleの検索上位の基礎知識

検索エンジンの仕組みとシェア数

検索エンジン(サーチエンジン)とは、検索ユーザーが必要とする情報をWeb上から検索できるシステムを指し、国内ではGoogleとYahoo!が主に利用されています。

Yahoo!はGoogleの検索エンジンのシステムを採用しているため、Googleへの上位表示の施策を行えば、Yahoo!の検索エンジンにも上位表示の施策をしたことになります。「Yahoo!知恵袋」や「Yahoo!ニュース」などのように、Yahoo!の検索結果にしか表示されない独自コンテンツも存在しますので、そのことは覚えておきましょう。

◎ 国内の検索エンジンのシェア数

基本知識として、GoogleとYahoo!の検索エンジンの日本におけるシェア数を知っておきましょう。

【日本でのシェア数(2021年4月時点)】

また、GoogleとYahooのそれぞれの検索エンジンの利用者を「年齢層」「性別」で比較すると、下記のような傾向があります。

参考:マーケティング分析サービス「VALUES eMark+」(株式会社ヴァリューズ)2015年調査結果

検索の上位表示(検索順位)が決まる仕組みとは?

Google検索の上位表示が決まる仕組みには、下記の3つが関連します。

  ① クローリング ② インデックス ③ ランキング

一つひとつ解説していきます。

◎ クローラーがWebサイトを「クローリング(巡回)」する

GoogleにはGooglebot(グーグル・ボット)という自動プログラムがあり、このbot※(ボット)は「クローラー」と呼ばれています。

※botとはrobot(ロボット)からうまれた言葉で、特定のタスクを自動化するためのプログラムのことです。

Googleのクローラーは、膨大な量のWebサイトを休まず巡回(クローリング)して、情報を収集しています。

あなたの会社のWebサイトが、Googleの検索エンジンの検索結果に表示されるためには、まずはクローラーに自社のWebサイトを認識・巡回してもらう必要があります。

◎ 「インデックス」によって情報を整理

クローリングによって検出された膨大な情報は、Googleサーバー内のデーターベースに保存されます。Webページがデータベースに保存されることを「インデックス」と呼びます。

◎ ユーザーが必要な情報を見つけやすいように「ランキング」する

ランキングとは順位付けのことです。Googleは「Googleのランキングシステム」について次のように説明しています。

検索インデックスに登録されている膨大な数のウェブページを分類し、最も関連性の高い有用な結果を瞬時に検索して、探している情報を見つけやすい形でユーザーに表示します。
引用:Google 検索の仕組み「検索アルゴリズムの仕組み」

順位付けは、ページの重要度を決める独自のアルゴリズムによって決まり、その評価基準は200以上もあると言われています。

「検索アルゴリズム」とは検索順位を決める基準のこと

Googleの「検索アルゴリズム」とは、検索結果に表示される順位を決定する基準のことです。

最も有用な情報を表示するため、検索アルゴリズムはさまざまな要因(検索クエリの単語、ページの関連性や有用性、ソースの専門性、ユーザーの位置情報や設定など)を検討します。
引用:Google 検索の仕組み「検索アルゴリズムの仕組み」

Googleは、順位が決まる要因について上記のように述べており、検索アルゴリズムの仕組みでは順位付けの重要な要因5つを公言しています。

  検索意図の把握
  ウェブページの関連性
  コンテンツの品質
  ユーザビリティ
  文脈の考慮

2. 上位表示にはGoogleを理解することが必須

前章で解説した「上位表示の仕組み」とあわせて知っておくべきことは、「Googleのガイドライン」です。本章では、Googleが公開しているガイドラインを紹介します。

Googleのガイドラインを把握しておこう

◎ Googleが公開する13の「やってはいけないこと」

Googleは「ユーザーをだますようなことをしない」といった基本方針を軸とし、ウェブマスター向けガイドラインで「やってはいけないこと」を具体的に述べています。

【具体的なガイドライン】
次のような手法を使用しないようにします。
・自動生成されたコンテンツ
・リンク プログラムへの参加
・オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
・クローキング
・不正なリダイレクト
・隠しテキストや隠しリンク
・誘導ページ
・無断複製されたコンテンツ
・十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
・構造化データのマークアップの悪用
・Google への自動化されたクエリの送信

引用:Googleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

初心者の方には、わからない単語も多いかと思いますが、現段階では「Googleは禁止事項を設けて公開している」ということだけ把握しておきましょう。

品質評価の基準 E-A-Tとは?

GoogleがWebページを評価する際、品質評価の重要な基準に「E-A-T」というものがあります。

「E-A-T」は、「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「TrustWorthiness(信頼性)」を指し、この3つは「品質の高いコンテンツかどうか?」を判断するうえでGoogleが最も重視している基準です。

つまり、Googleはあなたの会社のWebページを

  • 専門性があるページか?
  • 権威があるページか?
  • 信頼できるページか?

といった基準で品質を評価しています。

参考:Google General Guidelines October 14, 2020(英語)

SEO対策初心者に役立つスターターガイド

Google上位表示の基本知識を身につけたら、SEO(検索エンジン最適化)対策に着手する準備をはじめましょう。

Googleは初心者向けに、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドを公開しています。

しかし、この公式ガイドは、初心者の方には説明がむずかしく感じるかもしれませんので、その場合にはPDFで公開されている検索エンジン最適化スターターガイドの方が理解しやすいかと思います。

また、中小企業のWeb担当「初心者」の方に向けて、下記の記事では「SEO対策とは?」といったSEOの基本をわかりやすく解説していますのでご参考ください。

3. なぜGoogleの上位表示を目指すのか

上位表示で中小企業が得られるメリット5つ

Google検索で上位表示されると

  ① サイトの表示が増える
  ② アクセス(流入)が増える
  ③ CV達成につなげられる
  ④ 広告費を削減しつつ集客できる
  ⑤ 認知度を拡大できる

といったメリットを享受できます。

検索結果で上位に表示されると、Webサイトの表示回数が増え、そのことにより、自社Webサイトへの流入も自然と増えます。そして、サイトへの流入増加は、Webサイトのコンバージョン(お問い合わせや購入など)につながります。

上位表示されることにより、集客力が高まり、長期的にみると、広告費や営業担当の時間を削減することも可能です。このことは、中小企業にとって大きな利点です。

4. Google検索で上位表示されるための方法5つ

上位表示されるための方法として、Googleが公表しているガイドラインの中から、重要度が高い基準を5つピックアップし解説します。SEO対策を始めるうえでの基礎にもなるため、しっかりと把握しておきましょう。

① ユーザーに有益な品質の高いコンテンツ作成

Googleで上位表示されるために最も重要なのが、ユーザーに役立つ「良質なコンテンツをつくること」です。

ユーザーにとって有益なコンテンツとは、ユーザーが必要とする情報が含まれ、利便性の高いコンテンツを指します。

◎ ユーザーが気付いていない「潜在ニーズ」にも応えるコンテンツを

コンテンツには、ユーザーがはっきりと自覚している「顕在ニーズ」を満たす情報だけでなく、ユーザー自身もまだ気付けていない「潜在ニーズ」にこたえる情報も盛り込むことを意識します。

「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の両方を満たすコンテンツは、ユーザー満足度が高く、信頼性を獲得することにもつながります。

◎ Googleがコンテンツの品質を重視するのはなぜか?

なぜGoogleにとってコンテンツの品質が重要なのでしょうか?
また、なぜGoogleはユーザーを重視するのでしょうか?

それは、Googleのビジネスモデルを知ることで自然と理解できます。

Google検索のビジネスモデルは、広告費を収入源とするものです。つまり、より多くの広告費を集める(有料広告をクリックしてもらう)ために、より多くのユーザーに検索エンジンを利用してもらう必要があるのです。

Googleに品質の高いコンテンツが増える
 ↓
Googleの信頼が高まりユーザーが集まる
 ↓
広告を見るユーザーが増え、有料広告がクリックされる確率が上がる
 ↓
有料広告を出したい人(広告主)が集まる
 ↓
Googleの広告収益が増える

Googleの検索エンジンの利便性・信頼性が高まると、検索エンジンを使うユーザーは増えます。多くのユーザーがGoogle検索を利用すると、それだけ広告を見てもらえる機会が増えるため、広告を出稿したい人が増えるという仕組みです。

こういった背景により、Googleはユーザーのことを最優先に考える「ユーザーファースト」を実践しているのです。

② 検索クエリの意図を把握する

検索クエリとは、ユーザーが検索エンジンの検索窓に打ち込むワード(単語、語句、キーワード、フレーズなど)のことです。

上位表示されるためには、この「検索クエリ」に含まれる、ユーザーの「検索意図」を的確に把握し、クエリとコンテンツの関連性を高める必要があります。

◎「検索意図」をくみ取るには?

ユーザーの検索意図をくみ取る方法として、最も大事なのは、まず自分で検索意図を考えることです。そして、その自分が考えたユーザーの検索意図を確認するには「上位表示されているページ」を読むことが有効です。

たとえば、「持ち家 賃貸」というクエリの検索意図をくみ取る場合、「持ち家 賃貸」と検索するユーザーの意図をイメージします。もし自分だったら……と仮定しイメージするのも有効です。

その後、検索エンジンで「持ち家 賃貸」というクエリで検索し、上位表示されたページを確認し、答え合わせをします。

③ 専門性の高いコンテンツを目指す

前述したGoogleの品質評価基準の「E-A-T」でも解説したとおり、「専門性」「権威性」「信頼性」を意識しWebサイトを構築していくことは、Googleの評価を得るために必要不可欠です。

中小企業の方は、まずは、「専門的であること」を意識してコンテンツ(サイトの各ページ)を作成することをおすすめします。具体的な手法を下記で紹介します。

◎ 専門性を高め「○○ならココ!」と言われるWebサイトづくりを

Webサイトの専門性を高めるには、自社のビジネス領域・分野に関する情報をなるべく深くほりさげ、Webサイト全体に専門知識の量を増やしていきます。

たとえば、あなたの企業がお茶を販売する会社であれば、お茶に関する専門知識を盛り込んだコンテンツを増やしていきます。

具体的には

  1. 企業Webサイト内に専門性に富んだページを増やす
  2. 企業ブログを運営し専門的なコンテンツを増やす

上記2つの手法があげられます。これらは比較的着手しやすいでしょう。

特に企業ブログの場合は、ビジネス領域に関する専門的な記事を自然なかたちで、多く蓄積できます。

ブログ記事を作成する際には、あなたの企業にしか作れない「オリジナリティのあるコンテンツ」を意識しましょう。独自性のあるコンテンツを増やすことで、Googleの評価を得られやすくなります。

◎ BtoBは導入事例、BtoCはお客様の声を増やす

もう一つ、中小企業のWebサイトにおすすめなのは、企業Webサイト内に、「導入事例」や「お客様の声」を掲載することです。

専門性に優れた会社であることをピーアールできるだけでなく、サイトを訪問したユーザーの信頼を得ることにもつなげられます。ユーザーの信頼を得ることは、Googleが重視していることでもあります。

BtoB企業であれば「導入事例」、BtoC企業であれば「お客様の声」とし、掲載するのが望ましいです。

④ ユーザビリティを考慮したサイトの構築

「ユーザビリティの良さ」は、Googleが重視している要素のひとつです。

ユーザビリティ(usability)は直訳すると「有用性」「使い勝手のよさ」という意味ですが、Web業界やGoogleにおけるユーザビリティとは

  • サイトの使いやすさのこと
  • いかに効果的に、効率的に、満足できるように使えるかの度合い
  • ユーザー満足度の度合い
  • 簡単に、ストレスなく、迷わずに操作できるかの度合い

といったことを指します。

つまり、ユーザビリティを考慮したサイト作りとは、あなたの企業サイトにおける「ターゲットユーザー」にとって、使いやすいサイトを作ることを意味します。ユーザビリティを考慮する方法は数多くありますが、具体例をあげると

  • テキストは読みやすいか
  • フォントのサイズは適切か
  • ページ表示速度は最適化されているか
  • パンくずリスト※は設置されているか
  • 異なるデバイス(スマホやタブレット)でも正しく表示されるか

といったことが該当します。

※パンくずリストとは
ユーザーが今Webサイトのどの階層にいるかを伝えるもので、一般的にWebページ上部に表示されます。本記事を例にあげるとパンくずリストは下記のように表示されています。
(例)ホーム / sunloftweblog / Googleで検索上位になる方法とは?担当者が知るべき上位表示の仕組み

ユーザビリティに関しては、前の章で紹介した検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドが参考になります。

⑤ クローラビリティを高める

「クローラビリティを高める」とは、自社Webサイト内をクローラー(ロボット)がクローリングしやすいように整備しておくことを指します。

◎ 「クロールをうながす施策」を実施する

クローリングしやすいサイトにするには、SEO対策の「内部対策」を実施します。「内部対策」の中には大きく分けて3つの施策が存在し、その中の1つ「クロールをうながす施策」です。

具体例を挙げると

  • URL正規化
  • サイト内のページを内部リンクする
  • XMLサイトマップ作成する

といったものがあります。

「内部対策」や、「クロールをうながす施策」については下記の記事で解説しています。

5. まとめ

最後に、本記事で解説してきた「Google検索の上位表示」についてまとめます。

Google検索の上位表示(検索順位)が決まる仕組みは、下記の3つが関連しています。

  1. クローリング
    クローラーがWebサイトを巡回すること
  2. インデックス
    Webサイトの情報がGoogleのデーターベースに保存されること
  3. ランキング
    ユーザーが必要とする情報を見つけやすいよう順位づけすること

「検索アルゴリズム」とは検索順位を決めるGoogle独自の基準のことで、検索アルゴリズムの仕組みでは順位付けの重要な要因として次の5つを公言しています。

  検索意図の把握
  ウェブページの関連性
  コンテンツの品質
  ユーザビリティ
  文脈の考慮

上位表示にはGoogleの方針を理解することが不可欠です。

Googleが公開するガイドラインは、下記の2つです。

  1. Googleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
    (やってはいけないことが記述されている)
  2. Google General Guidelines October 14, 2020(英語)
    (品質評価の基準 E-A-Tについて記述されている)

また、SEO対策初心者に役立つスターターガイドは下記の2つです。

Google検索で上位表示されるための具体的な方法は

  1. ユーザーに役立つ品質の高いコンテンツをつくる
  2. クエリの検索意図を把握する
  3. 専門性の高いコンテンツを目指す
  4. ユーザビリティの良い、使いやすいサイトを構築する
  5. クローラビリティを高める

上記の5つです。

以上が本記事のまとめです。

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