2021年夏のインターンシップを開催しました
こんにちは、サンロフト採用スタッフの服部です。
2021年8月・9月、オンラインインターンシップを開催しました。
昨年に続いてオンラインでのインターンシップとなりましたが、今年は2023卒業見込みの学生を対象とした長期インターンシップ(2週間)のほか、全学年を対象とした短期インターンシップ(3days、職種別1day)など、学生が目的に応じて選べるプログラムを用意しました。このトピックスでは、2週間インターンシップの様子をレポートでお届けします。
IT企業の働き方をイメージしたい人へ
そもそも、学生のみなさんがインターンシップに参加する理由は何でしょうか?
「就職活動が本格的にはじまる前に企業研究や職種研究の準備をしたい」「職場の雰囲気を体感してみたい」「働く先輩たちとの交流を通して、現段階の疑問や不安を解消したい」「働く上で必要になる考え方や技術を身に付けて、スキルアップをしたい」など、さまざまだと思います。
今回、紹介するサンロフトの2週間インターンシップは、IT企業の働き方をイメージしたい学生さんに向けたプログラム。IT企業の雰囲気を体感するだけでなく、事業企画やサービス設計の考え方を落とし込むようなワークをしたり、社員との交流を通して職種理解を深めたりする中で、自分の強みや課題、未知の好奇心と出会うような10日間です。プログラムには、社員がいま、学生さんに伝えたい知識・経験を惜しみなく盛り込みました。
相乗効果を生み出す共通プログラムと職種別プログラム
プログラム構成は大きく2つ。ITサービス・ICTサービスの設計プロセスやアイデア発想の手法を学ぶ全職種共通のプログラム(30時間)と希望職種ごとにわかれて実務を体験する職種別プログラム(20時間)があります。オリエンテーションや会社紹介のあとは、毎日のようにグループワークを行い、その後は先輩社員のもとで職種理解を深める実務体験を行います。
わたしはこの2つのプログラムを一緒に体験するおもしろさは、それぞれの学びがお互いに作用しあうことにあると思っています。
共通プログラムで学んだサービス設計、チームワーク、ストーリー・テリングなどの技法が、誰かの感情を揺さぶるような企画やデザイン、チームでのシステム開発を後押しする。そして、さまざまな個性・強みを持った人が集まることによって、1人では思い浮かばなかったようなアイデアが実現できる。それがまさに、サンロフト社員が大事にしているテーマでもある「クリエイティブに仕事をする」ということにつながるのだと思います。
インターン生からは、「インプットとアウトプットを交互に行うようなプログラムで、毎日期待以上の楽しさがあった」「IT業界のみならず、仕事や人生などさまざまな場面で役に立つ思考プロセスを学ぶことができた」「なりたい職種のプロの方から自分の成果物に対するフィードバックがもらえた」という声も。インターンシップに参加する前と後とで、働き方のイメージや考え方にプラスの変化があったようです。
オンラインインターンシップの強力な助っ人「nanoty」
オンラインインターンシップのよいところはやはり遠方の学生さんが参加しやすい点です。今年のインターン生のなかには東京や神奈川、遠くは熊本から参加してくれた学生さんもいました。
しかし、オンラインインターンシップには課題もあります。
- 会社側は会社や社員の雰囲気がなかなか伝わらない
- 参加者側も周囲の様子がわからず不安になることが多い
- 講義型になりがちで、双方向型のコミュニケーションが生まれづらい
そうした課題を補ったのが、自社サービス・社内日報SNS「nanoty(ナノティ)」でした。
サンロフトには、その日の業務を全社員と共有する文化があります。これまでのインターンシップでも専用のnanotyを用意し、社員と同じように活動を振り返り、気づきや疑問を共有してきました。オンラインという環境においては、「nanotyがあったおかげで社員や他のインターン生を身近に感じることができた」「他のインターン生の気づきから物事をみる視点を広げることができた」「フィードバックがモチベーションにつながった」など、理解度や経験値を高めるうえで一層心強い助っ人となったようです。
採用スタッフから学生のみなさんへ
インターンシップという場は企業のPRや採用活動の一環でもありますが、それ以上に学生の皆さんが将来を具体的にイメージしたり、思いがけない自分の興味関心と出会うことのできる機会だと思っています。11月からはIT企業研究会や、夏のインターンシップを逃してしまった方のための1dayインターンシップ、そして会社説明会もはじまります。サンロフトのことに限らず、業界や職種のこと、みなさんの「もっと知りたい」に応えます。学部・学科も不問、IT業界に興味があれば参加できますので、まずはお気軽にご参加ください。