Instagramの新機能リール!ビジネスアカウント活用事例10選

近頃、SNSの活用が盛んになってきており、各SNSで多くのアップデートが行われています。日常での活用はもちろんのこと、ビジネスの側面での活用も進んでおり、ビジネスアカウントや広告の配信も増えています。

そんな中、多くの利用者がいるSNSのひとつであるInstagram(インスタグラム)に、新機能「リール(Reels)」が登場しました。

とはいえ、まだ登場したばかりのリールなので、わからない方や知らない方も多いはずです。「どんな風に使っているの?」「そもそも、そんな機能あったの?」そんな疑問をお持ちの方に、リールの簡単な説明に加え、ビジネスアカウントの活用事例をご紹介していきます。

目次

1. Instagramの新機能「リール(Reels)」とは?

リールって、何?

Instagramの新機能「リール」は、音声や音楽に合わせて踊ってみたり、ARエフェクトなどのツールを使って編集してみたりしながら、最大15秒の短尺動画を作ることができます。
2020年9月には、最長15秒から30秒に変更。2021年7月からは、さらにアップデートされ最長60秒まで作成可能に。

これまで、短尺動画サービスといえば15秒~1分ほどの動画が投稿できるTikTokが有名でした。そんなTikTokが、Instagramの機能に備わったようなイメージで、初心者でも簡単にコンテンツを作れます。

もっとくわしく知りたい方は、公式の案内を以下よりご覧いただけます。
Instagram、15秒の短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表

また、2021年6月より、リール広告も登場しました。こちらについては、以下の記事でくわしくご紹介しています。

ストーリーズやTikTokとの違い

リールとストーリーズの違い

すでに活用されているInstagramのストーリー(以下、ストーリーと表記する)とリールは、写真や動画を撮影・編集してアップする感覚は同じであり、リールの作成もストーリーの作成画面と同じところから行います。

ですが、大きな違いとしてリールは24時間限定ではありません。

また、リールは複数の投稿先が用意されており、通常のフィード投稿以外にもストーリーとしてリールを投稿することもできます。この場合は、ストーリーとして投稿するので24時間限定での公開となります。

そのほか、アカウントが非公開ではなく公開状態で運用している場合は、発見タブに表示される場合もあるため、フォロワー以外のユーザーに知ってもらえる機会を増やすことができます。

リールストーリー
掲載時間制限なし24時間限定
足跡なしあり
投稿場所リール・フィード投稿
ストーリー・発見タブ
ストーリー
投稿時間最長30秒ひとコマ15秒
※15秒以上のものは、15秒ごとに分割
投稿素材動画のみ動画・静止画

リールとTikTokの違い

上記でも述べたように、15秒の短尺動画サービスとしては非常に似ているものです。
違いという点で考えてみると、リールは限定公開やDMといった形で特定の人にだけ公開することができます。また、使用できる音源に著作権の心配がないため、好きな楽曲を選んで使用することができます。

また、TikTokとInstagramではアルゴリズムが異なるということも考えられます。TikTokでは「おすすめ」、Instagramのリールでは「注目」や「発見タブ」といったように、フォロワー以外のユーザーにリーチできる機会があります。
しかし、それぞれに選ばれる基準や確率は変わってくると考えると、ほぼ同じようなコンテンツを両方にアップしてみても、同じような反響が得られるとは限りません。

どんな目的で使うのか?それによって、同じようなサービスでも使い方は違ったり、適している場所も変わってきます。

「注目」のラベルについて

自身が投稿したリールは、フォロワー以外の人の発見タブであっても表示される可能性があります。また、自身の発見タブのリールを閲覧した際には、自分のフォローしているアカウントや趣味嗜好などに基づいて、あなたが気に入る可能性のあるものが表示されます。

その中には、ごくまれに「注目」と表示されているリールの投稿があります。これは、Instagramがいくつかの観点に基づき選んだコンテンツです。
もしも、自身の投稿が「注目」のラベルに選ばれた際にはInstagramから通知が届きます。ただし、リールに付けられた「注目」のラベルは、数週間すると削除されてしまい新しいリールにラベルが付くようです。
たとえ、限られた時間であっても、「注目」のラベルが付くことで通常時よりも多くの人にリーチできる可能性が大いにあるでしょう。

2. ビジネスアカウントでのリール活用事例10選

では、実際にビジネスアカウントではどんな風にリールを活用しているのか?いくつか事例をご紹介していきます。

DELISH KITCHEN(料理)

DELISH KITCHENのInstagramリール投稿イメージ図

クラシルやクックパッドなど、料理レシピを提供しているサービスは多くあります。
デリッシュキッチンも、Instagramのフォロワー数は313万人と大人気!
公式サイト:https://delishkitchen.tv

料理の基本とされる「卵の割り方」を、リールを使って紹介しています。多くの人が知りたい基本だからこそ、コメントもたくさん入っています。

https://www.instagram.com/reel/CD2iziKgnke/?igshid=tuqhfxxvm3og

FC東京(サッカーJリーグ)

FC東京のInstagramリール投稿イメージ図

Jリーグのサッカーチーム「FC東京」の公式アカウントでは、マスコットキャラクターの「東京ドロンパ」が、軽快にダンスを披露しています。
公式サイト:https://www.fctokyo.co.jp

あまりの軽快なステップぶりに、思わず写真も躍動感たっぷりのブレ具合です。サッカーへの興味は持っていない人でも、先にキャラクターに興味を持ってしまうような親しみやすさが出てます。

https://www.instagram.com/reel/CD08HV-BBJB/?igshid=1jknur4vr5hgv

LOREN+(美容院)

LOREN+のInstagramリール投稿イメージ図

愛知県にある「LOREN」という美容院が、新店舗「LOREN+」のオープンに伴う告知として使っています。
公式サイト:https://loren-hair.com/salon/lorenplus/

有名なスタイリストさんもいる、とてもおしゃれな美容院ならではといった演出。店舗の告知のみではなく、素敵なモデルさんのスタイリングに惹かれて思わず行きたくなるような狙いも感じます。

https://www.instagram.com/reel/CDjPMopgpaS/?igshid=1fzr4eh1r0pha

ETRÉ TOKYO STAFF(アパレルブランド①)

ETRÉ TOKYO STAFFのInstagramリール投稿イメージ図

「ETRÉ TOKYO」というアパレルブランドのスタッフ側のアカウントでは、このブランドならではのWorking Styleというコーディネートをいくつか取り上げています。
公式サイト:https://etretokyo.jp/shop/default.aspx

実際に着用して、全面だけではなく後ろ側のスタイルも確認ができるので、まるで展示会のようで着用イメージがよく伝わります。

https://www.instagram.com/reel/CDyA16HDW0Y/?igshid=zgvw0rwqxp8i

LOWRYS FARM(アパレルブランド②)

LOWRYS FARMのInstagramリール投稿イメージ図

「ローリーズファーム」というアパレルブランドでは、各店舗でもアカウントが存在していますがこちらはオフィシャルのアカウント。
ショップ機能も兼ね備えており、商品を見ることができます。
公式WEBストア:https://www.dot-st.com/lowrysfarm/

アクセサリーの試着は、なかなかできないことも多いのでスタッフさんが実際に身につけている姿です。セット商品なので、付け方も参考にできます。

https://www.instagram.com/reel/CEGiZh6HBEE/?igshid=qp1urw3tvtyz

福岡国際医療福祉大学(学校)

福岡国際医療福祉大学のInstagramリール投稿イメージ図

急遽予定していたオープンキャンパスの内容を変更し、各学科の教室からZoomにて繋いだようです。その、舞台裏の様子をチラ見せしています。
公式サイト:https://fiuhw.takagigakuen.ac.jp

それぞれの場所で対応している先生たちの様子が、テンポよく切り替わっていきます。これまでどおりとはいかなくても、オンラインならではのコンテンツが生まれています。

https://www.instagram.com/reel/CDoTxXaFLFo/?igshid=2wctzhty5n34

ななや京都三条店(飲食店)

ななや京都三条店のInstagramリール投稿イメージ図

世界で1番濃い抹茶ジェラートで有名な「ななや」さん。静岡をはじめ、東京や京都にも店舗があります。7段階の濃さを展開している大人気の抹茶ジェラートを紹介しています。
公式サイト:https://nanaya-matcha.com

同じ構図で静止画でも表現しているのですが、動画という動きがつくことで、同じものであっても「より食べたくなる」ような不思議な感覚に陥ります。

https://www.instagram.com/reel/CEGExzah-8H/?igshid=1f1ljozmfg1xe

家語(注文住宅の情報メディア)

家語のInstagramリール投稿イメージ図

家語(イエガタリ)と呼ばれる、注文住宅の実例集を掲載しているメディアです。実際に注文住宅を建てた方々にインタビューを行って、体験談としてまとめています。
公式サイト:https://iegatari.com

視覚的な要素として「テキスト」が加わることで、パッと見たときにわかりやすいです。住宅関連の企業さんにとって、活用方法が参考になりそうです。

https://www.instagram.com/reel/CDytJKVAUj8/?igshid=tsna3xf885wb

The room tour(不動産系の動画メディア)

The room tourのInstagramリール投稿イメージ図

ルームツアーでは、【住みたい暮らしはここにある】をテーマに魅力的で素敵なお家のルームツアー動画を展開しています。
公式サイト:https://the-room-tour.com

Youtubeには5~10分の動画が投稿されているため、ゆっくり観たい人はYoutubeでも観たくなるような仕掛けになっています。

https://www.instagram.com/reel/CDnmw4EArAw/?igshid=194v4tqxawkla

C CHANNEL(女子のための動画メディア)

C CHANNELのInstagramリール投稿イメージ図

シーチャンネルは、かわいいものに敏感な女子のための動画ファッションマガジン。なかでも、メイクやヘア、DIYにを集めたアカウントでの投稿。
公式サイト:https://www.cchan.tv

DIYとして、手軽に扱える「クリップ」をアレンジしていくつかの使いみちを紹介しています。言葉で説明するよりも、やり方を見せることで「できるかも?」と思わせる力があります。

https://www.instagram.com/reel/CD5SqCVpgHe/?igshid=j66oh3rzher7

3. まとめ

いかがでしたか?簡単ではありましたが、Instagramの新機能リールについてご紹介しました。
できること自体は、TikTokと同じようなイメージかもしれませんが、あくまでもInstagram内の機能になりますので実現できることは変わってきそうですね。

さっそく、使い始めている人たちが多くいますが、登場したばかりの機能になりますのでこれからどうなっていくのかが見どころです。
そういった意味では、まだみんなが手探り状態の今はチャンスが潜んでいるかもしれません。ビジネスアカウントでの活用は、特に!
ぜひ、今回の事例を参考にしてみてください。

サンロフトでは、マーケティングの支援も行っています。SNSの運用に取り組んでいる方、これから始めたいと思っている方など、何かお困りのことがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

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