サイトリニューアルに欠かせない制作会社の選び方

自社のサイトを見て「古いなぁ…」「使いにくいなぁ…」と思ったとき、リニューアルの時期がきているかもしれません。いわば、Webサイトは会社の第一印象。時代に合わせた機能とデザインを揃えておきたいですね。

でも、いざ制作会社を探そうと思うと、価格帯・納期・デザインはさまざま…

一体、どんな基準で選べばいいのか困っていませんか?

そこで今回は、制作会社の選び方・ポイントをご紹介していきます!

絶対に抑えておきたい成功法則36
目次

1. 制作会社を選ぶ前に決めておくこと

まず、制作会社を選ぶ前に決めるべきことが3つあります。リニューアル後の満足度に大きく関わりますので、しっかり準備していきましょう!

なお、サイトリニューアルの全体の流れについては、下記の記事でくわしく説明していますので参考にしてみてください。

既存のWebサイトにある課題

既存サイトをリニューアルしたいと思ったきっかけ、改善したい部分はどこでしょうか?

例えば

  • デザイン(見た目)が古い
  • 情報が整理されておらず、使いづらい
  • お問い合わせ数が少ない

など

改善したい箇所を洗い出してみましょう。そのうえで制作会社に伝えると、より満足度の高いサイトが実現しやすくなります。

サイトリニューアルの目的

そもそも、サイトリニューアルをする目的は何でしょうか?

サイトリニューアルをすれば、既存のWebサイトにある課題が解決すると思っている人が多くいますが、そうではありません。課題によっては、リニューアルする必要がない場合もあります。

もう一度、既存のWebサイトにある課題を踏まえて「サイトリニューアルする目的は何なのか?」しっかりと考えてみましょう。

サイトの「目的」や「課題」を把握するには下記記事の手順が役立ちます。

予算やスケジュール

制作会社、制作の範囲によって、予算やスケジュールは大きく異なります。

あらかじめ、いつまでに完成しておきたいのか?スケジュールを逆算して、余裕をもって依頼することが望ましいです。

また、制作にかけられる予算感も把握しておきましょう。制作会社を選ぶ際に、その範囲内で最適な提案をしてくれるか?という視点でも選ぶことができます。

2. 制作会社の切り替えは必要?

サイトリニューアルをするとき、「今のサイトを作ってもらった制作会社に、また頼めばいいかな?」と思う方も多いかもしれません。もちろんそれでも構いませんが、他の制作会社という選択肢を増やすこともできます

既存サイトの制作会社との関係性は、どうでしょうか。場合によっては、サイトリニューアルがいい機会になるかもしれません。

3つのポイントをおさらいして検討してみましょう!

既存サイトの制作会社との関係性

Webサイトは作って終わりではないため、その後も制作会社との付き合いは続きます。公開後の修正依頼など、対応がスムーズだと気持ちよくお付き合いができ、Webサイトの活用にも前向きになります。

今、お付き合いのある制作会社はどうでしょうか。

「気軽に相談できるし、信頼できる」というような関係性であれば、まずはリニューアルの相談もしてみるといいでしょう。「対応に困っている」というようなタイミングであれば、他の制作会社という選択肢を広げる必要があります。

管理費用の価格設定

管理費の相場は、おおよそ月4,000円〜50,000円ほどと言われています。

現在、発生している管理費用の内訳を把握していますか?支払っている費用の内訳がわからない場合は、制作会社に一度確認してみるといいでしょう。

制作にかかる費用以外にも、管理費用は発生します。どんなものに対してどのくらい費用が発生しているのか、自分たちでもしっかりと把握しておく必要があります。そうしておくことで、制作会社を切り替えるべきなのかどうか判断材料にできます。

対応の速度や内容

連絡をしても返答が遅い…、対応に時間がかかる…など、感じたことはありませんか?

もちろん制作会社との関係性を考えてみたとき、そのこと自体を必ずしも問題と捉えるわけではないでしょう。問題ないと感じているのであれば、いい関係性が築けているはずです。

ただ、不満に思っている場合は、改善する余地がありそうです。サイトリニューアルという機会を活用して制作会社を切り替えるのも、ひとつの案です。

3. 制作会社の種類や特徴を知っておこう

同じ制作会社といっても、得意分野や特徴を持っています。特徴を知っておき、サイトリニューアルの目的をしっかりと決めておくことで、そのときに適した判断が行えます。

Webサイトの集客改善に強い

サイトの見た目(デザイン)を綺麗に整えるだけでなく、集客改善まで考えて構築してくれるケースです。

  • 検索上位になりやすい対策(SEO)
  • コンバージョン(成果)までの導線を確保

など

今後の運用を重視して提案してくれますので、お問い合わせ数の改善といった「集客」を目的としている場合は適しています。

サイトリニューアルの実績が豊富

Webサイト制作の中でも、特にリニューアルに特化しているケースです。

実績が豊富であるというのは、改善する際の「どこを直すべきか?」という選択肢を多く持っているともいえます。経験から基づいた的確な提案をしてくれます。

また、制作会社のWebサイトに実績が載っている場合は、参考にすることでリニューアル後のイメージが湧きやすくなるでしょう。

業界特化型の制作会社

特定の業界に特化して、多くの制作を行っているケースです。医療、建築、飲食など、多くの分野で存在します。

制作会社は、Webサイトに関する知識は持っていますが、各業界の専門知識に関しては持っていない場合もあります。業界に特化している制作会社であれば、その業界の特徴や専門用語をスムーズに理解してもらえることが多いため、認識のズレが少なく安心してまかせられることが利点です。

Webサイト制作がメイン事業

Webサイト制作をメイン事業として、全社的に取り組んでいるケースです。あらゆるタイプのサービス、デザイン、技術など、常に最先端のことにチャレンジしていることが多いです。

デザインには流行り廃りが存在し、制作に伴う技術も日々進化していきます。既存サイトの「古さ」を課題に感じているのであれば、「今」を意識したWebサイトにリニューアルすることで大きくイメージを変えることも実現できます。

4. 制作会社を選ぶときの5つのポイント

ここまで、事前の対策や制作会社の特徴をご紹介してきましたが、実際に会社を選ぶにあたって大切なポイントを5つご紹介します。

サイトリニューアルの課題や目的に合っているか

既存サイトの課題、サイトリニューアルの目的にあった制作会社とのマッチングを大切にしましょう。

例えば、商品の販促を強化したいという目的であるはずが、ただ見た目が綺麗なサイトで終わってしまっては意味がありません。大事なのは「買ってもらえるか」という点を意識した作りになっているか、です。

スマホサイトの対応も適切か

これまでWebサイトはパソコンで閲覧するユーザーが主でしたが、スマートフォンが普及した背景もあり、2017年にはパソコンよりもスマートフォンでの閲覧数が増えたと総務省が発表しています。

また、検索エンジンでの評価対象もスマホサイトに切り替わり始めており、スマホサイトに未対応のままだと上位表示されにくくなっていきます。よって、Webサイトのスマホ対応は必須でしょう。

Webサイトのスマホ対応については下記記事で解説していますのでご参考ください。

費用面で最適な提案をしてくれるか

予算を踏まえたうえで、実現できることには限りがあります。もしかすると、実現したいことの中から断念しなければならないこともあるかもしれません。

ですが、いかに予算内で要望に近づけてくれるかが制作会社の腕の見せ所でもあります。「ただ、できない」とだけ告げられるのか、「こういう形でしたら可能です」といったような代替案を出してくれるのか、寄り添ってくれる姿勢は大事なポイントです。

コミュニケーションが取りやすいか

問い合わせの段階で複数の制作会社と連絡のやりとりを行い、その時点でのレスポンスの早さや対応内容も、選ぶ基準のひとつにしてみるといいでしょう。

問い合わせに対する対応の時点で不満が出てきてしまった場合、実際に制作を進めていくとなると苦労するかもしれません。人と人との関わりにもなるため、制作会社の雰囲気や担当者さんと感覚的に話ができるかどうか、そういった点も大事になります。

制作後の運用フォロー体制があるか

サイト完成後、万一の時すぐに対応してもらえる環境にあるかフォロー体制を確認しましょう。

サイトリニューアルが完了し、公開した時点で「はい、終わり」という状態になってしまっては困りますよね。保守契約を結ぶ場合、どこまでの対応が範囲内となるのか把握しておきましょう。また、その後の更新などを自社でも行う場合は、操作マニュアル等を用意してもらえるかどうか、その辺りも聞いておくと安心です。

5. 制作会社を切り替える際の注意事項

ここまでに挙げた内容で、自社にあった制作会社が見えてきたでしょうか?最後に、実際に切り替えるために必要なことを4つに分けてご紹介します。

既存の制作会社との契約期間

制作会社を切り替える場合は、既存サイトを依頼した制作会社との契約期間を確認しておきましょう。半年から1年ごとの更新が一般的ではありますが、契約状況によっては別途費用が発生する可能性があります。事前に、しっかり確認しておけば安心です。

引き継ぎに必要な情報の確認

引き継ぐ際、新制作会社にいくつかデータの引き継ぎが必要になります。自社の管理担当・または既存の制作会社に受け渡しが可能か確認してみましょう。

  • サイトのデータ(HTML,CSS,JavaScriptなど)
  • サーバーの情報(FTP情報など)
  • ドメインの管理状況(自社なのか制作会社なのか)

切り替えにかかる費用

契約内容によって費用が発生する場合、もしくは契約期間には問題がない場合でもデータ移行に伴う費用が発生する場合など、さまざまなケースが考えられます。切り替え検討の段階で必ず確認しておきましょう。

  • 解約にかかる費用(契約期間中の場合)
  • データ移行に伴う費用

6. まとめ

サイトリニューアルの成功は、制作会社なしでは実現できません。二人三脚で進めていく、大事なパートナーとも言えます。せっかくなら、満足できるものを作ってもらいたいですよね。

まずは、しっかりと自社で「サイトリニューアル」について取り決めておくこと。そのうえで、制作会社を選ぶポイントに沿って考えてみるといいでしょう。

わたしたちサンロフトは、Webサイト制作の豊富な実績に加え、マーケティング支援も行っています。現在のWebサイトに課題を感じていませんか?どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

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