先輩スタッフ
和田 涼雅

入社:2021年度
職種:SE・プログラマー
役職:主任

「時流適応」のIT企業で園向けシステムのエンジニアに

高校の情報学部でプログラミングと出会い、それが私のエンジニアとしての出発点になりました。当時からコードを書くのが好きで、自然とその経験・関心を活かせる職種を選択しました。

大学2年生の時、地元の静岡県内と進学した大学のある神奈川県でインターンシップを経験し、その際に出会ったのがサンロフトです。社内の雰囲気が明るく、技術への取り組み方にも共感を覚え、印象に残る企業でした。就活時はコロナ禍の真っ只中。対面からオンラインへの対応に苦戦する企業もある中で、サンロフトはいち早く面接も試験も一貫してWebで実施し、まさに「時流適応」を感じさせるIT企業として強く惹かれました。 また、家族が保育者であることからサンロフトが開発していた園児管理システムに興味を持ったことも理由のひとつです。

現在、幼稚園・保育園・こども園向けの園児管理システム「パステルApps」の設計・開発を担当しています。 保育者の事務手続きや日々の記録などを効率化するためのサービスです。日頃は、コールセンターに寄せられた園の先生の意見をもとに、ベトナムのパートナー企業と連携しながら機能拡張や新機能の開発に取り組んでいます。

AI時代だからこそ、「人」を忘れない開発を 

経験を重ねる中で大きく変わったのは、開発へのアプローチです。入社当初は、この機能は実装できるのかを考えることに時間を費やしていましたが、今はできることを前提に、どうやってつくるかにより多くの時間を使えるようになりました。結果は同じでも、速く作るか、シンプルな構造で作るかなど、作り方の選択肢は無限にあります。そしてその中で、どのような意図を持ってそのアプローチを選んだのかが重要だと考えています。

特に最近は、生成AIを活用してコーディングする機会が増え、仕事の速度は劇的に上がっています。しかし、どんなに技術が進歩しても、私が最も大切にしているのは「人と仕事をしている」という意識です。

自分以外のエンジニアがコードを見る、見られるという意識。自分が作ったサービスや機能をユーザーが使う、使われるという意識。「なぜこういう実装にしたのか」「どういう意図でこの機能を作ったのか」をきちんと説明できる必要があります。 自分にとってより良いもの・親切なものが、他人にとってもそうとは限りません。AIの力を借りることはあっても、その内容を鵜呑みにせず、自分で理解し、納得した上で採用する。それが私たちエンジニアの責任だと考えています。

テクノロジーに前向きに成長目指す

技術の進歩は日々目覚ましく、特にAI分野は可能性に満ちています。まずは、既存のサービスをより便利に、より使いやすくするために、AI機能の組み込みに取り組んでいきたいです。また、AIを活用した新規システムの開発にも挑戦したいと思いますが、そのためには学び続けることがエンジニアとして重要だと実感しています。社内の他チームとも積極的に情報交換を行い、お互いの知見を共有していければと思います。

そうした中で一緒に働きたいのは、向上心を持って共に高め合える仲間です。特に大切にしてほしいのは、テクノロジーに対する前向きな姿勢。新しい技術や開発手法が登場したとき、「面白そうだから試してみよう」「これを使って何ができるだろう」と、好奇心を持って取り組める人。そうした人たちと高め合いながら、ユーザーにより喜ばれるシステムをつくっていきたいと考えています。