先輩スタッフ
水野 真由
入社:2020年度
職種:企画営業
役職:主任

「企画提案の仕事がしたい!」という思いでIT企業へ

企画提案の仕事をしたいと思ったのは、大学時代のゼミの活動がきっかけでした。そこでは、自治体や企業、学生などさまざまな立場の方が集まり、持ち寄られた課題に対して対話するという活動をしていました。困りごとに対して、どのようにしたら問題を解決できるのか。どんな人を巻き込んだらよいのか。「未来への提案」と称して、その場に集まった人たちと解決の道や一歩踏み出せるようなアクションを提案するのが楽しくて、困っている人の背中を押すような仕事をしたいと思うようになりました。

今は、幼稚園・保育園・こども園に特化したメディアマーケティングを中心に、園や子育て家庭向けの商材をもつ企業と園をつなげる仕事をしています。主な業務は、保育者のIT専門紙「パステルIT新聞」の広告営業やサンプリング、DMの提案ですが、セミナーやイベントを企画することもあります。就活当時、IT企業に広告代理店のような仕事があると聞いたときは驚きましたが、お客さまの課題や思いを聞いて、提案するのは同じ。「自分のやりたいことができるかも」と思えましたね。

視点が変わった瞬間

つくづく思うのは、お客さまによって商材も違えば、プロモーションをかけている段階や目標も違うこと。「広告を出したい」という同じ問い合わせ内容でも、アプローチの仕方がさまざまに変わってくる中で、入社当初は自分の業務をこなすことに精一杯の毎日でした。よく「視点を変える」といいますが、受け手である先生たちにとって最適なアプローチは何かを考えようとしても、正直わからなかった。考えるために必要な情報が足りませんでした。

でも、お客さまとの関わりが増えたり、自社媒体を通して先生たちに情報を発信するという仕事を積み重ねたりしていくうちに、「視点を変えられた」と思えた瞬間がありました。視点を変えて提案できたときというのは、お客さまが共感してくれて仕事がぐんと進むんです。迷っているお客さまに1つの選択肢を差し出したときに、「それだ!」と掴んでくれたような感覚は、お客さまとの関係性が深まり、一緒に仕事ができていることを実感できる瞬間でもありうれしいです。情報を届けるという仕事をしているからこそ見えてきた視点なのかもしれません。

ただ、園業界はこれだけデジタルが進んでいる中でまだまだアナログ文化が根強い特殊な業界です。より園にフォーカスしてプロモーションをかけていくときに、先生たちに一番刺さるものはなにか。園と企業をつなぐために、私たちが間に入っているからこそ、先生たちのことをもっと知って、その選択肢を増やしていきたいと思っています。

現状をアップデートしていく人に

「パステルIT新聞」を創刊したのは2008年。媒体を起点に、園へのプロモーション方法も増えてきて、自社でセミナーを企画・開催したり、他社主催のイベントのメディアパートナーを務めたりする機会も増えてきました。そうした中で、媒体やセミナー企画をアップデートしていきたいということは常々思っています。新聞にしても、セミナーにしても、受け手である先生がほしい情報を届けられているか。企業と園、両方の視点でコンテンツの質を高めていきたいです。

同時に、この園業界を盛り上げようとしている方がたくさんいらっしゃいます。園経営者はもちろん、専門家の方や企業の方々との人脈を広げ、会社によい影響を与えられるようになりたいというのがひそかに抱いている目標です。

そういった意味でも、「やってみよう」という気持ちや「変えたい」という気持ちを持った人と一緒に働きたいです。そうしたテンションが合うと、お互いのモチベーションにもなります。ベースは明るく、楽しく。そういう人と一緒に仕事ができたらうれしいですね。