八木さん-ヘッダー 管理職スタッフ
八木 侑子
入社:2012年度
部門:業務支援部
役職:課長

ITとデザインを掛け合わせた仕事をしたい

私は、幼少期より絵を描くことが好きで、デザイナー志望で入社しました。IT業界に興味をもったのは、大学で受けた「Webデザイン論」という講義がきっかけです。大学ではプログラミング言語やアルゴリズムを学んでいましたが、デザインの視点からWebサイトをつくるという過程がとにかく楽しかったことを覚えています。以来、「ITとデザインを掛け合わせた仕事をしたい」と思うようになり、学生時代は独学でデザインを学びました。

ポスターやWebページ、動画をつくるようになると、その中にある「想い」はどうすれば伝わりやすくなるだろうかと、情報デザインをよく考えるようになりました。入社後は、広報・マーケティング部、パステル事業部、nanoty事業部と、10年間の間に3つの部署を経験しましたが、どんな仕事でも一貫して情報デザインをしていた気がします。今はマネジメント業務がメインですが、多くのお客様に伝わるための見せ方や使い方、そしてそれを使うことによる日常をどうデザインするか、さまざまな視点で情報を整理し、事業全体をデザインしていることにやりがいを感じています。

nanotyで日報から自己成長につなげる

八木さん-写真1

職種にもよりますが、今や働く場所を自由に選べる時代になりました。私も、数年前に妊娠・出産したことをきっかけに、在宅勤務と出社を織り交ぜながら、状況に応じて場所を変えて働いています。もちろん出社することでしか感じられない社内の雰囲気や察知しやすいことはありますが、在宅勤務をしていても、チームメンバーをはじめ他の社員との隔たりを感じたことはありません。それは、日報システム「nanoty」で自分の業務状況をまわりに報告していると同時に、他の社員の状況も把握でき、さらにちょっとしたコミュニケーションを取ることができているからです。部署を越えて誰が何をやっているのかがわかることは、社内の一体感にもつながっていると思います。

nanotyの良さは、社内の動きや各業務の見える化ができるだけでなく、日報をきっかけに社内コミュニケーションがより活性化することです。しかも、毎日書く日報は、1日の振り返りの絶好の機会です。日報を通して、仕事の経験の蓄積が自己成長につながりやすくなります。業務の見える化でチームでの事業貢献が進み、社内コミュニケーションで一体感を持つことができ、自身の仕事経験の振り返りから成長を実感すること。この3つがそろって、仕事におけるウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)ができあがると考えています。業務効率化だけでない、こうした日報活用ができることが他の日報システムにはない、nanoty唯一の強みです。

お客様にもnanotyを使っていただくことで、より日報活用が促進できるように、私は事業方針を定め、ときには集客コンテンツの作成、ときには機能強化や新しい市場開拓を想定した研究活動、そしてチームメンバーが動きやすい環境づくりに注力しています。

楽観的であることの強さ

入社以来、ありがたいことに、さまざまなことに挑戦させてもらえる機会をいただきました。もちろん楽しい経験だけでなく、失敗したり辛かったりしたこともあります。それでも、いつでも「断らなかった」ことが、今の私をつくっていると感じています。入社当初は特によくわからないことだらけでしたが、「よくわからないけれどやってみる」という気持ちで前向きに取り組んでいました。そうすると、やっているうちにわかってきたり、後の仕事に活かせるスキルが身に付いたりと、多くを得ることができました。

「やりたいことではなかったとしても、いかに見方を変えて楽しく取り組むことができるか」が人生を楽しむコツのような気もします。成長のプロセスを大事にしながらも、自らが人生を楽しむこと。それは子どもの育ちを支える母親になってから、ますます大切に思うようになりました。

IT業界は変化の激しい業界です。ですが、時代が変わっても、人として変わらないこと、形を変えたとしても残り続けることはあると思います。ITを使うのは結局は人ですから、時代やIT技術の変化に振り回されるのではなく、うまく時代の流れに乗り、人生を楽しめる人がたくさんいるIT社会をデザインしていきたいです。みなさんも、自分自身が楽しむということを忘れずに、前向きな姿勢を大切にしてほしいと思います。