翔太さん-ヘッダー 管理職スタッフ
望月 翔太
入社:2007年度
部門:nanoty事業部
役職:次長

ITの力で地元を発展させたい

私が働きだす頃というのは、スマートフォンもなく、インターネットがようやく安定してきたような時代でした。当時は、「ユビキタス社会」がキーワードとされていて、ネットワークでつながることによって、“いつでも、どこでも、何でも、誰でも”、様々なサービスを享受でき、人々の生活がより豊かになる。今ではもう当たり前になっているようなビデオ会議やチャットの、まさに走りの時代でした。

そうしたインターネットの世界に憧れがあり、パソコンに関わる仕事をしたいと思うようになりました。なかでも、今でいう地方創生につながるような「まちのポータルサイトをつくりたい」という気持ちが強く、大学生の頃は趣味でHTML言語やスタイルシートから自分の住んでいる町を紹介するようなポータルサイトをつくっていました。小さな町でしたが良いお店も多く、自転車で町内を1周して、全店舗をカメラで撮影して取材しました。思えば、その頃から、「ITの力で地域を発展させることはできないか」ということをよく考えていたと思います。

サンロフトの次の挑戦を支える土台をつくる

翔太さん-写真1

クラウド事業部は、クラウド型日報システム「nanoty」という1つの自社クラウドサービスを軸としていますが、nanotyだけのように見えて、実はビジネス版とは別に、幼稚園・保育園・こども園に特化した「園向けnanoty」があり、さらには日報システムという形に留まらず、社内で使用できる社内通貨「サンクスコイン」の開発も手がけています。

特に、2018年4月にリリースした園向けnanotyは楽しみな分野の1つ。いま、待機児童問題解消などの目的から、園の認定こども園化が進んでいますが、これまで同じ時間に同じ場所で仕事をしていた先生たちが、雇用形態によって勤務時間が異なるというケースが増えていく。園向けnanotyは、今まで以上に情報共有が必要となる時代の流れにマッチしたものだと思っています。

同じようにサンクスコインも、働き方改革や社員間コミュニケーションを後押しする機能として期待される分野です。サンクスコインは、もともとnanotyの1つの機能としてあった、社員同士で感謝を送り合う「サンクスポイント」をコイン化し、社内カフェなどで使えるようにしたもの。2018年に仮想通貨が話題とされていたときに、ブロックチェーンという新しい技術を使って開発しました。

こうした横展開が可能なのは、ストック型の自社サービスだからこそ。新しい技術を取り入れやすく、サービスのバージョンアップを積み重ねられることが大きな魅力です。ストック収入を積み上げることにより、サンロフトが会社全体で様々なことにチャレンジできるような土台をつくっていきたいと考えています。

インプットとアウトプットの繰り返し

昔から変わらず大切にしていることは、情報を徹底的に集め、それを自社のサービスにアウトプットすること、自分なりの見解を持つことです。まずは、「こんな風になったらおもしろいな」と、得られた情報をつなぎ合わせて、形にしていくことから。自分なりに落とし込んでいくことが、レベルアップに着実につながっていくはずです。

特にクラウド事業部は、ITの最先端を追求するチームです。常に新しいことに取り組むことが好きな人と一緒に働きたいです。営業職、開発職、デザイン職と職種はそれぞれ異なりますが、それぞれが共通のサービスに向き合い、お客様に提供していく。そのための議論ができる人であってほしいと思いますし、インプットとアウトプットの繰り返しがその土台をつくっていくのだと思います。