先輩スタッフ
深沢 拓也
入社:2019年度
職種:SE・プログラマー

的確な指示を出せるシステムエンジニアを目指して

サンロフトに興味を持ったきっかけは、当時自社で稼働していた「地域仮想通貨を用いたプロジェクト」に惹かれたことです。2018年11月に地元焼津で開催されたIT経営フォーラムで、焼津市で初となるブロックチェーンに対応した電子地域通貨の利用体験ができるようにしたということで、一歩先の未来を見据えている会社だと思いました。

現在はDX事業部で、SE・プログラマーとして、システム設計や開発、テストなどのフェーズの業務を担っています。特徴的なのは、ベトナムのパートナー企業と提携して開発を進めていること。そこでは、システム開発を行う上で必要な情報、例えば、「ここを押したらこの画面が出る」「この枠には商品の個数を入れる」など、機能やプロセス、インターフェースなど詳細な情報をシステム設計書にまとめることも多くなってきました。エンジニアとして大事だと思うのは、「良い感じで」とか「雰囲気に合わせて」といったあいまいな指示をゼロにすること。指示を的確・明確に記載することで、認識違いや伝達ミスをなくしていこうと気を付けています。

失敗に学ぶ

自分でシステム設計書を書いて自分で組み立てることが多かった頃は、的確・明確に記載するということは、あまり意識していませんでしたが、パートナー企業様と一緒に仕事をするようになってからは、人に伝えることを意識した書き方になりました。

また、人を頼ることを恥ずかしいと思わなくなったことも、大きな変化です。入社したての頃は、やっぱり聞くのが恥ずかしいと思っていました。でも自分一人で頑張ろうとした結果、失敗してしまう方がもったいない。例えば、根っこの大事な部分のプログラムが間違っていると、そこと紐づいて動いている機能も連動しておかしくなってしまい、悪い場合は納期遅延につながることもあるので、シビアにならないといけないところです。だから、未だに先輩には遠慮なく質問します。とはいっても全部丸投げではなくて、自分なりに考えてまとめたことを伝えて、意見をもらっています。たくさん失敗して、学んだことです。

新しい技術に前向きで、声を出せる人

いつも相談に乗ってもらっている先輩は、新しい技術へのアンテナが高く、質問をした内容について調べなくてもすぐに答えを返してくれる、リアルChatGPTのような人です。私も、新しいテクノロジーにはわくわくするタイプで、それこそ今流行りのChatGPTやAIの情報はキャッチするようにしてますが、加速度的に進化している自然言語処理技術を、業務の世界に活かせないか考えています。

そうした新しいことに取り組みたい人、それから、助けてほしいときにちゃんと声に出せる人と一緒に仕事ができたらいいなと思います。過去の自分の経験からですが、「聞くことは恥ずかしいことじゃない」と言われても、程度の差はあれプライドが邪魔することもあるかもしれません。それを乗り越えて、素直に質問したり、アドバイスを聞けたりする人が、成長できる人だと思います。