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先輩スタッフ 芦川 桃香 入社:2017年度 職種:広報・マーケティング職 役職:主任 |
広報を軸に、フィールドを広げる
私は、広報・マーケティング部と総務人事部を兼任しています。入社当初は、広報・マーケティング室(現:広報・マーケティング部)にて、自社のサービスをお客様に知っていただくための社外広報や、社内行事の企画運営、採用活動など、社内外の情報発信に携わっていました。
入社5年がたったころ、デジタル活用を軸とした地方創生事業の企画・運営等で地域活性をサポートする地方創生事業部(現:地域貢献事業部)でも活動するようになり、業務内容や役割が広がっていきました。デジタル活用による地域活性化を目指す公共のプロジェクトや、就活イベント・教員研修のオンライン配信支援、地元就職支援サイトのコンテンツ企画など、様々な経験をさせていただいています。それらの経験は私にとって大きな財産となっています。
現在は、地域貢献事業部の後輩を育成しながら、広報・マーケティング部と総務人事部でも業務の幅を広げています。様々な分野を経験できる機会に恵まれていることは、中小企業のよさだと感じています。
可能性は、やってみることから
自分のフィールドが広がったきっかけは、コロナ禍の社内行事でした。毎月、社員が一つのフロアに集合して開催してきた「全体ミーティング」でしたが、2020年の全社員テレワーク導入により、出社組とオンライン参加組の両方に向けた運営が必要となったのです。当時の私にはオンライン配信の知識も経験もありませんでしたが、音声のデジタル変換やハウリング対策、アーカイブ配信など、様々な課題に向き合いながら、対面・オンライン同時開催に必要な機器の使い方を独学で学び、双方快適に参加できる環境づくりに努めました。
その経験は思わぬ展開を見せます。コロナで、様々な組織で集合型のイベントが中止になる中、お客様や他部門の社員から「研修やセミナーをオンラインでできないか」という相談を受けるようになったのです。
広報の社員である私が、直接お客様に関わり、売上に貢献する──入社時には想像もしていなかった展開でした。それでも、一つひとつ、お客様と実現できる方法を試行錯誤していくうちに、仕事が終わったときの苦労や喜びを分かち合うことがやりがいになりました。そこから様々なプロジェクトに関わるようになり、広報の枠を超えて様々な可能性を見出すことができたのだと思います。
組織の一員として、より良い方法を考える
社内外の様々な人と関わるようになったことで、お客様への細やかな気配りやスピーディーな対応の大切さを実感するようになりました。そこで現在特に関心を持っているのが、社内の情報整理と業務効率化です。
技術者でなくても、ノーコードで自動化ツールやシステムをつくれる時代。私は会社で導入しているMicrosoft365のアプリを活用して、日々の業務の中で感じる小さな不便を解決できないか取り組みを始めました。例えば、「自社サイトからのお問い合わせに漏れなく対応したい」「お客様との関係性が一目でわかれば、より細やかな対応ができるのに」「社内の各種申請やシステムにはどこからアクセスすればいい?」など、社内にはデジタル化や改善の要素がたくさんあります。自動通知のしくみや顧客管理システム、社内ポータルサイトの整備などの改善をしながら、よりよい対応ができる会社を目指したいです。
入社から7年、様々な領域の仕事に携わり、できる仕事の幅も増えてきました。これらは、サンロフトという組織に所属していたからこそ経験できたことだと実感しています。これからも探究する姿勢を大切に。そして、お客様と苦労や喜びを共有できるように仕事と向き合っていきたいと思います。