総務経理職 望月麻衣 先輩スタッフ
望月 麻衣
入社:2017年度
職種:総務・経理職
役職:主任

Webシステム事業部の営業から総務人事部へ

総務人事部に異動する前はWebシステム事業部(現:DX事業部)で営業をしていました。異動は2019年4月、入社からちょうど2年が経った頃です。最初の頃は、新たなことに取り組める楽しさは感じていたものの、労務や会計の知識はゼロベースだったので、困惑もありましたし、仕事量も膨大に感じました。

総務人事部では、社員の勤怠チェックや給与業務、社会保険の手続きなど、主に労務関係の仕事を担当しています。営業の業務が、お客様の課題に対して最適な施策を提案するという同じパターンが当てはまらないものだったのに対し、総務人事部は毎月決まった業務ですが、年末調整など1年に1回という業務もあります。異動から1年が経って、ようやくサイクルが掴めるようになってきました。

他にも、部門ミーティングでは社長と全社の売上・業績を確認したり、社労士との定例ミーティングで、世の中の働き方改革に関する動きを受けて、会社として取り組む内容を決めたりと、より全社に関わる仕事が増えました。緊張感・責任感も強くなりました。

バトンリレーのように、宛先を意識する

麻衣さん-写真1総務人事部は各々の業務のつながりが深く、バトンリレーに例えられます。会計報告が完了しなければ、次の業務が「進まない」ではなく「できない」。今、行っている業務に対する進捗や悩みを共有するのは、補い合い助け合うため。協調性やチームワークの大切さは、異動後、強く感じるようになりました。

また、サンロフトはIT企業ですから、ITや最新のテクノロジーの知識が豊富なエンジニアがたくさんいます。中でもエンジニア経験のある美奈子さんの存在は私にとって大きいです。異動したばかりの頃、社員の勤怠チェックにとても時間がかかってしまって困っていた時に、「その業務、自動化できないかな?」と声をかけてくれました。

勤怠チェックは、別のシステムから出力する勤怠データと勤務明細データに相違がないか照合するのですが、それまで社員1人1人のチェックシートの作成にかかっていた時間は約3時間。それをプログラムで自動的に照合し、修正が必要な部分はよりわかりやすくアラート表示されるようになり、作成時間も15~30分に短縮、バトンパスもスムーズになりました。

周囲の「個性」を引き出せるような人に

麻衣さん-写真21つの個性だけで突き進むのではなく、周囲の個性を尊重し、引き出せるような人と一緒に働きたいです。期日に迫られている時であっても、思いやりを大事にできるような「思考」と「ゆとり」が自分自身や働く環境にあることが大事ではないでしょうか。

学生のときは課題の期日はあるけれど、その中でゆっくりじっくり考える時間は自分次第で決められます。でも、仕事は、限られた工数で最大限、自分の力を発揮しないといけません。それは、状況によっては「ゆとり」を奪うことにつながってしまいます。

サンロフトは、時短正社員制度や在宅勤務制度、時間有給休暇など、働き方改革に力を入れています。主に労務に関わる制度の社内周知は、総務人事部の役割。周知し、活用を呼びかけていく中で、そこから生まれる小さなゆとりが、誰かを思いやる気持ちにつながっていたらうれしいです。私自身、今まで自分のことで精一杯だったので、周囲に目を向け、助けとなれる存在になりたいと思っています。