「みんなでつくる『ネット社会』」が開催されました

2012年10月14日(日)、サンロフトが支援している特定非営利活動法人e-Lunch(イーランチ)が主催する、子どものインターネット利用を考えるシンポジウム「みんなでつくる『ネット社会』」が焼津市にて開催されました。

基調講演では、一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構の吉岡氏から、子どもを取り巻くネット犯罪の状況やスマートフォンのフィルタリングの種類について、お話がされ、多くの参加者がうなずきながら真剣なまなざしで講義を受けていました。

今年8月から2回に渡って活動されてきた「中学生熟議inやいづ」での中学生による成果発表では、携帯電話やゲーム機、iPodなどネット利用が可能な情報機器のメリット、ネット利用に関して気を付けるべき点や子どもから大人にお願いしたい点が報告されました。

中学生熟議で発表された中学生のリアルな声を受け、その後のパネルディスカッションでは、子どものネット社会における問題の掘り下げや、問題解決のために大人はどういったことをすべきかについて議論されました。パネリストには、モバイルゲーム会社(株式会社ディー・エヌ・エー)、通信会社(NTTドコモ東海支社)、中学校教諭、大学生(静岡大学教育学部)、中学生の保護者が登壇し、様々な視点からのディスカッションが行われました。

大人と子どもの利用する情報機器のギャップがあるからこそ、なかなか聞くことのできない子どものリアルな意見も交わり、大人にとって多くの気づきが得られたシンポジウムとなりました。

現場の声を共有し、課題解決していくこういった活動は、親しみやすいテクノロジーの実現にとても大切なこと。
サンロフトは、今後もイーランチを応援していきます。

トピックスプレスリリース
このエントリーをはてなブックマークに追加