
新入社員を迎えてスタートした2025年度。4月19日には毎年恒例のキックオフミーティング(経営方針発表会)を開催しました。今年は部門長が各部門の数年後の未来を「ドリームマップ®」で発表し、大いに盛り上がりました。そこで、今回は夢の実現を早める「ドリームマップ®」と、Webをつかったサンロフト流の社内共有についてお話ししましょう。(広報・マーケティング部 鈴木)
夢の実現を早める「ドリームマップ®」とは?
「ドリームマップ®」とは、自分の夢や目標を視覚的に表現するツールのひとつで、写真・イラスト・言葉などを使って「なりたい自分」や「実現したい未来」を1枚の紙にまとめた自己実現のためのマップです。一般社団法人ゆめのチカラの登録商標で、同団体では体験会の開催やファシリテーターの養成などに取り組んでいます。(図1)
サンロフトと「ドリームマップ®」との出会いは2015年。当時、公認のファシリテーターにご来社いただき、広報やデザインメンバー向けに体験会を開いたことがきっかけです。画用紙に写真や新聞・雑誌の切り抜きなどを切り貼りし、「こうなったらいいな」を楽しく語り合いながらかたちにしていく時間はとても楽しい体験でした。そこで、その年の仕事納めの日には、全社員でワークショップを開催し、全社的にこの取り組みが広まっていったのです。
未来のありたい姿を描き、「できた」と宣言してしまう
「カフェがあったらいいよね」「地方創生に積極的でありたいよね」「海外との交流も深められたら」など、実際にドリームマップ®に描いたことがいくつか実現し始めたとき、こんなふうにありたい姿を見える化して社内共有することの大切さを実感しました。その後、しばらくは全社的なドリームマップ®のみを更新していましたが、昨年から準備を進め、今年度は全部門がドリームマップ®をキックオフ(経営方針発表会)にて発表しました。(図2)
当初はアナログで編集していましたが、サンロフト内ではPowerPointなどで制作し、デジタルデータで更新をするようになりました。完成したドリームマップ®は画像として保存し、Microsoftが提供するSharePointで構築したWeb版の経営方針書に、各部門ページをつくって貼り付けています。先日開催したキックオフミーティングでは、部門長が「3年後、私たちは〇〇〇を実現することができました!」と宣言すると、参加者が拍手をしたり「おめでとうございます」と声を掛けたりしました。夢を描くだけでなく、このように「できた」と宣言することで、夢の実現がググっと現実的に感じるから不思議です。
サンロフト社員より

広報・マーケティング部
鈴木あゆみ
デジタル活用というと、システム構築やWebサイトの管理などが連想されますが、社内における情報共有推進も重要なテーマと言えます。ゆめのチカラ公式サイトでは、ドリームマップ®も進化しているようで興味深いところです。不透明な時代、不確実な時代ということは、逆に様々な道が選べるとも考えられます。自分たちはどうありたいかを自由に描き、その実現に向けて前向きに進んでいきたいものですね。
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