Googleが開発した「NotebookLM(ノートブック・エルエム)」は、同社の生成AI「Gemini(ジェミニ)」を活用したAIドキュメント整理ツールです。マニュアルや企画書、調査レポートなどの文書ファイルを読み込ませると、その内容を自動で要約したり、文書に基づいた質問にチャット形式で答えてくれたりします。中でも注目を集めているのが、要点をラジオ風に音声で解説してくれる音声要約機能です。たくさんの資料に目を通す時間がないときや、ポイントだけを効率よく知りたいときにぴったりのツールです。
- 「ノートブックを新規作成」を選ぶ
- 要約したいPDFやWebサイトなどを登録(最大50件)
使い方は、まずGoogleアカウントでログインし、NotebookLMの公式サイト(https://notebooklm.google.com/)にアクセスします。次に、「ノートブックを新規作成」を選び、調べたいテーマに関連する資料をアップロード。PDFやGoogleドキュメント、WebサイトのURLなど最大50件までの資料をまとめて登録でき、ひとつのノートブック内で、効率よく調べ物や情報整理が行えます。
- 音声で要点を解説してくれる機能も
- 全社員の日報をラジオ風にまとめ、耳から情報共有
サンロフトでは、この音声要約機能を社内の情報共有の新しいスタイルとして活用し始めています。社員が毎日記入する日報をもとに、AIがその日の動きをラジオ風に読み上げる仕組みを取り入れ、移動中や作業中にチームの様子を耳からキャッチできるようになりました。現在、「日報管理システムnanoty(ナノティ)」の公式サイト内コラム(以下関連記事参照)では、このラジオの開発担当者による導入の背景や気づき、実際のサンプル音声などを紹介しています。