○ 社員の仕事を評価するという憂鬱な仕事 ○

こんにちは。
(株)サンロフトで人事を担当している鈴木です。
前回のテーマは、
「 中途社員の早期戦力化」でした。
中途社員は早く組織に馴染み、活躍をしたいので
ちょっとした仕事の話題で小さな交流が毎日できると
お互いの人柄や業務の状況が共有できてうれしい
ということを話題にしました。
***
さて、今日は
「 人材評価とリフレクション」
をテーマにしてみます。
3月決算の当社では半期ごとに
「目標管理シート」で人事評価をするのが恒例です。
社労士さんと
人事評価制度プロジェクトを始めたのは2013年。
HRの様々なサービスが広まる以前だったので
業務プロセスの整理や目標管理シートは
エクセルで作成しました。
***
この「目標管理シート」は、
4月に定めた目標とその成果を記録するシートで
社員が自己評価をし、上長に提出します。
上長が評価をしたあと、全社調整の場を経て
個人面談でフィードバックをするという流れです。
しかし、
仕事の成果を適切に評価するのは難しく
見る人、見る角度によっても異なります。
目標を数値化したり、
成果物を具体的に表現したりして
何をすると目標達成なのかをわかりやすくする
ということも工夫するのですが
「できた」にも「できない」にもレベルがあります。
目標を定めるのに悩み、評価をするのに悩むの繰り返し。
これが管理職である私の憂鬱でした。
○ リフレクションに寄り添うことが目標達成支援に ○
内省を意味する「リフレクション」。
nanotyで日報を書いていて
行動やできごとを振り返り、
自分のありかたを見つめ直すこのチカラは
目標設定と適切な評価にも通じていく
と思うようになりました。
たとえば、日報で今日の仕事を記録する。
何に、どれだけ費やしたか。
このとき、私たちは自然と
仕事がうまくいっているのか・いっていないのか
を考えることになります。
リフレクションがうまい人は
自分がいまどこにいるかを把握しながら前進しているので
成果はまだ出せていなくても
着実な道を歩んでいるんですよね。
だから、目標そのものは達成できていなくても
そのプロセスは評価すべきだと思うのです。
***
評価の仕事としてかしこまるのではなく
チームのメンバー一人ひとりの
毎日のリフレクションに寄り添うことができていれば
評価の仕事が憂鬱に思うことなんてなくなるのかも
そんな事に気づいて
自分の背筋が伸びる思いでした。
皆さんはいかがですか?
○【10/6~オンライン講座参加者募集(無料・要申込)】 ○参加お申し込みはこちら
合わせて読みたいスタッフトピックス
資料請求・デモのお申し込みは下記にて受付中。
無料メールマガジン『月刊!nanoty』を受け取りたい方は、下記「無料メールマガジン登録」よりメールアドレスをご登録ください。