メルマガ『月刊!nanoty』第4号(2021年9月17日)
社員の仕事をどう評価する? 上半期を振り返って。

○ 社員の仕事を評価するという憂鬱な仕事 ○

こんにちは。
(株)サンロフトで人事を担当している鈴木です。

前回のテーマは、
中途社員の早期戦力化」でした。

中途社員は早く組織に馴染み、活躍をしたいので
ちょっとした仕事の話題で小さな交流が毎日できると
お互いの人柄や業務の状況が共有できてうれしい
ということを話題にしました。

***

さて、今日は
人材評価とリフレクション
をテーマにしてみます。

3月決算の当社では半期ごとに
「目標管理シート」で人事評価をするのが恒例です。

社労士さんと
人事評価制度プロジェクトを始めたのは2013年。

HRの様々なサービスが広まる以前だったので
業務プロセスの整理や目標管理シートは
エクセルで作成しました。

***

この「目標管理シート」は、
4月に定めた目標とその成果を記録するシートで
社員が自己評価をし、上長に提出します。

上長が評価をしたあと、全社調整の場を経て
個人面談でフィードバックをするという流れです。

しかし、
仕事の成果を適切に評価するのは難しく
見る人、見る角度によっても異なります。

目標を数値化したり、
成果物を具体的に表現したりして
何をすると目標達成なのかをわかりやすくする
ということも工夫するのですが
「できた」にも「できない」にもレベルがあります。

目標を定めるのに悩み、評価をするのに悩むの繰り返し。
これが管理職である私の憂鬱でした。

 

○ リフレクションに寄り添うことが目標達成支援に ○

内省を意味する「リフレクション」。

nanotyで日報を書いていて
行動やできごとを振り返り、
自分のありかたを見つめ直すこのチカラは
目標設定と適切な評価にも通じていく
と思うようになりました。

たとえば、日報で今日の仕事を記録する。
何に、どれだけ費やしたか。
このとき、私たちは自然と
仕事がうまくいっているのか・いっていないのか
を考えることになります。

リフレクションがうまい人は
自分がいまどこにいるかを把握しながら前進しているので
成果はまだ出せていなくても
着実な道を歩んでいるんですよね。

だから、目標そのものは達成できていなくても
そのプロセスは評価すべきだと思うのです。

***

評価の仕事としてかしこまるのではなく
チームのメンバー一人ひとりの
毎日のリフレクションに寄り添うことができていれば
評価の仕事が憂鬱に思うことなんてなくなるのかも

そんな事に気づいて
自分の背筋が伸びる思いでした。

皆さんはいかがですか?


○【10/6~オンライン講座参加者募集(無料・要申込)】 ○参加お申し込みはこちら

 


合わせて読みたいスタッフトピックス

目標達成の方法と行動を継続するコツ

資料請求・デモのお申し込みは下記にて受付中。

無料メールマガジン『月刊!nanoty』を受け取りたい方は、下記「無料メールマガジン登録」よりメールアドレスをご登録ください。

無料メールマガジン登録

トピックス
このエントリーをはてなブックマークに追加