秋の虫の音が聞こえてくる9月も中旬、2021年度も早いもので折り返し地点です。
サンロフトの2021年上半期(2021年4月~2021年9月)を振り返り、大きなできごとを5つピックアップしました。
1.未来型スキル教育支援事業いよいよ広域展開
ITを活用して価値を創造するデジタル人材が求められる中、2年目を迎えた未来型スキル教育支援事業(主催:藤枝ICTコンソーシアム)の広域展開が始まりました。同事業は、求職者に企業ニーズに応じた情報ビジネススキル学べる講座を提供した上で、企業との就労マッチングをサポートする地域密着事業。参加者や参加企業の対象エリアを藤枝市だけでなく、焼津市、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町などの近隣市町に広げたことで、「地域密着型の学び&就活コミュニティ」ができることになります。
2.AI活用を伴う案件で進むお客様のDX化
サンロフトでは、デジタルテクノロジーを駆使して既存事業の強化や新規事業を創出する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の広がりに伴い、2020年4月にDX事業部を開設し、お客様とそれぞれの専門分野におけるDX化をテーマに対話と実証実験を重ねています。AIを活用した画像解析では介護、水産、農業、製造、物流など、様々な業界で具体的な事例が生まれ、社会の変化に応じて企業が提供する新しい価値が目に見えるようになってきました。
3.社内SNS「nanoty」が地元大学で公式に採用
2004年に社内SNS型日報サービスとして自社開発した「nanoty」が、地元の大学で公式に採用されました。「社内で共有する日報には教育的な意味合いもある」と大学関係者に関心を持っていただけたことは、社内SNSを自社の文化としているサンロフトにとって、格別の想いがあります。「nanoty」は、後期のプロジェクト実践型授業(PBL)にて活用される予定です。学生との接点を持ちながら、サンロフトを象徴するサービスでもある「nanoty」をよりよくしていく試みがいよいよはじまります。
4.動画共有サービス「てのりの」利用者14万人突破
2020年6月にリリースした無料動画配信アプリ「てのりの」の利用者が14万人を突破しました。コロナ禍に園と家庭をつなぐ新たなチャネルとして、園のIT化支援に取り組むパステル事業部門がスピード開発。その手軽さから、多くの園にとって初の試みだった動画配信は今や当たり前の日常として組み込まれました。利用者も14万人を超え子育て家庭に浸透したことで、下期は「てのりの」を活用した新たな事業が本格的にスタートします。
5.留学生の採用、インターンシップで国際化が加速
2020年11月、サンロフトはベトナム人留学生を正社員として採用しました。さらに、多様性が新たなビジネスを生み出すパワーになると考え、2021年9月には留学生を対象としたインターンシップも企画。多様な人材を受け入れることや社員自らが文化の違いに触れ、グローバル思考を身につけることに積極的に取り組んでいます。今後も、外国人人材に選ばれる企業になることやそれぞれの良さを活かせるような職場であることを目指し、環境整備を進めてまいります。
下半期は上記5つの動きがますます楽しみな一方で、ESG(Environment Social Governance)にも取り組みたいと考えています。環境、社会、ガバナンスをそれぞれバランスよく行い、社会に貢献できる会社にしていくこと。小さな揺らぎが、大きな変動につながりやすい時代です。まずは未来のために今できることを実践していくことが、企業の責任だと感じます。