2015年3月に卒業する学生たちの就職活動が2013年12月よりスタートしました。大手企業は景気が回復基調であるとし、採用枠を増やして人材の確保をめざしています。大手就職サービス会社の調査によると、就活生の50%は「会社の規模にこだわらない」と回答しているものの、本音は名の知れた大手企業に就職したいと考える学生が多いでしょう。中小企業にとっては厳しい状況です。
採用コンテンツを公開
「採用情報ページ」を開設していますか?サンロフトの採用ページは、学生たちの企業研究が始まる10月からアクセスが急増し、その後も増加傾向となります。ネットでの就活に対応するため、企業研究の材料をできるだけ多く提供しています。
強みや特長を語る
「強みは何ですか?」「特長は何ですか?」と多くの学生が質問します。このときに、できるだけわかりやすく、正しく答えることができれば、好感度や親近感が急激に高まるようです。どんなフレーズで、どんな素材を用いて表現するのかを社内で決め、かたちにしておきたいですね。
社風と求める人材像
社風になじめる人材なら、長く一緒に仕事ができます。そこで、社風と求める人材像についても明確に語り、まずは学生たちが自分に合う社風かを判断できるようにしてみましょう。心の持ち方や生き方に共感してもらえれば、楽しいときも辛いときも乗り越えられそうです。
学生向け会社案内
会社概要を説明するとき、お客様向けの会社案内を使っていましたが、学生にわかりづらい表現が意外と多いことに気づきました。それ以来、求人票を兼ねた、学生専用の会社案内を制作しています。同じ情報でも表現を微妙に変えることで、説明がしやすくなりました。
学生と出会う場所へ
短い時間でも直接出会うインパクトは大きいもの。詳しいことはWebページや会社案内が補ってくれます。大学や学生主催のマッチングイベントも増えていますので、積極的に参加したいですね。インターンシップ制度を導入するのも一案。
2016年3月の卒業予定者からは、3年生の3月に広報開始・4年生の8月に選考開始になる予定。短期決戦化すると言われていますが、日頃から情報発信や学生との接点づくりを積極的に行い、求める人材が自然に集まる流れをつくっておきたいものですね。