このリストにはパスワードと共に、それが使用された回数や解読するのにかかる時間などを掲載しています。右図の通り、1位は「123456」で254万人以上が使用しているなど、上位のワードは推測しやすく、使用者数も多いです。また、新たにランクインしたワードも「picture1」や「senha(ポルトガル語でパスワード)」など、意味のある単語や安易な文字列が並んでいます。このような単純な文字列は攻撃者にとって非常に見破りやすく、NordPassは「1秒足らずでクラックされる」と警告します。
簡単なパスワードは覚えやすいものの、セキュリティが十分機能していない脆弱なキーワードです。安全保護のためには、できるだけ英数字や記号を12文字以上混在させたり、Webサービスごとに異なる文字列を使用したり、積極的に2段階認証を利用したりするようにしましょう。
【参考サイト】
Top 200 most common passwords of the year 2020
NordPassが「2020年最も危険なパスワード200」を公開、安易な文字列は危険