現在パソコンの主流OSとして利用されているWindows 10。マイクロソフトは、2025年10月14日にサポートを終了すると公表しています。サポート終了後にパソコンが使用できなくなることはありませんが、トラブルや新たな脆弱性などに対し、マイクロソフトからのサポートが受けられなくなります。
過去の例として、2020年1月の7サポート終了時には、米連邦捜査局(FBI)が「サイバー犯罪者はWindows 7を格好の標的と見なし続ける」と警告。また、2014年4月のXPサポート終了時には、医療業界で不正侵入と記録の漏洩が大幅に増加した事実もあり、セキュリティリスクが高いことが伺えます。
現在無料アップグレードできるWindows 11への移行を進める際は、社内で利用している基幹・業務システムや、使用しているパソコンのCPUなどがOSに対応しているか事前確認が必要です。CPUが第7世代以前の場合は、アップグレードできません。第8世代以降であってもハードウェア要件が上がるため、公式発表される最小要件では動きが遅く、業務効率が悪くなる場合もあります。快適な業務のためにも、まずはお使いのパソコンを確認してみましょう。
【関連リンク】https://learn.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-home-and-pro
情報提供:モバイル・セキュリティ事業部 藁科