安全運転って、何を基準に判断されるんだろう? サンロフトはそんな素朴な疑問を、データの力で見える化する「スマートシティ・ドライブコンテスト」に参加中です! 地域の交通安全とデジタル技術を掛け合わせたプロジェクトとなっており、焼津市内で7月末まで開催されます。車の運転を専用アプリで記録・診断することで、安全運転向上に努めるだけでなく、走行データをもとに事故の起きやすい場所を地図上に可視化するビッグデータ活用の仕組みも備えています。地域の安全と未来のまちづくりにデータで貢献するチャレンジに取り組んでいきます。
スマートフォンアプリで安全運転診断
スマートシティ・ドライブコンテストは、焼津市とあいおいニッセイ同和損害保険が主催する取り組みです。情報通信技術を活用して生活の質向上を目指す都市「スマートシティ」を推進する活動の一環として、7月に始まりました。サンロフトからは3チーム計9人の社員が参加し、社内のチームや他事業所と安全運転技術を競っています。
今回導入されている仕組みは、専用の車載タグとスマートフォンアプリを連動させたものです。車両に取り付けたタグが、走行中の急ブレーキや速度超過などをリアルタイムに感知し、アプリで運転の安全スコアや改善のヒントが表示されます。
- ドライブコンテスト専用のタグを車に取り付ける
- アプリ画面で運転スコアがわかる
日々の運転が評価され、社員一人ひとりの安全意識も自然と高まります。参加社員からは、「今まで以上に急発進や急ブレーキをしないように気をつけている」「コンテストの期間だけでなく、これを機に安全運転の意識付けになればいいなと思う」といった声が続々。「運転スコアどうだった?」と社内コミュニケーションの活性化にも一役買っています。
ビッグデータの力で事故予防へ
実はこのコンテスト、単なる運転スコアの競争ではありません。期間中に収集された走行データは、地域の交通安全マップづくりにも活用される予定です。現在公開されている「スマートマップ焼津」では、実際に事故が発生した地点は表示されていますが、事故が起きそうな場所までは可視化されていません。
(出典)焼津市公式サイト https://www.city.yaizu.lg.jp/life/digital-cityoffice/smart-maps.html
そこで、ドライブコンテストを通じて得られた急ブレーキの多い地点や、速度超過の傾向が見られるエリアなどのデータが、今後の地図づくりに活かされます。
IT企業として、ビッグデータと呼ばれる膨大な情報を活用し、事故の予防に貢献することは、私たちの使命のひとつ。今後もテクノロジーの力で、人と地域にやさしい社会づくりを支えていきたいと考えています。
サンロフト社員の声

総務人事部
川田昌宏
普段の運転を見直すよい機会になると思い、コンテストへの参加を決めました。なかでも、データをもとに安全運転を見える化する仕組みに大きな魅力を感じました。アプリで運転記録やスコアを確認できるので安全運転意識がさらに高まります。改めて「運転は仕事の一部」だと実感しました。こうした気づきが広がることで、事故の防止だけでなく、社員全体の安全意識も高まっていくと考えています。
私たちは「テクノロジーを親しみやすく」という理念のもと、ITの力で社会課題の解決に取り組んでいます。テクノロジーが市民の暮らしをよりよくするプロジェクトに参画できることは、大変意義深いです。焼津で事業を営む企業として、今後もスマートシティ計画をはじめ、地域の課題解決にデジタルの力で貢献できるよう、積極的に取り組んでまいります。
今月のトピックス最新記事の更新通知は、メールマガジン「サンロフトマガジン」をご利用ください。 |