2019年4月、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、セキュリティ担当者を置くことが難しい小規模な企業やNPO法人向けに「小さな中小企業とNPO向け情報セキュリティハンドブック」をWebサイトで公開しました。
このガイドブックは全6章で構成され、「パソコン・スマホ・IoT機器のより進んだ使い方やトラブル対処の仕方」「被害に遭わないために、加害者立場にならないために」などのテーマ別に、イラストでわかりやすく解説されています。用語集や関連サイトの情報も充実しており、まさに「情報セキュリティの入門書」といえます。
また、自由な活用を目的に制作されているため、内容に改変を加えなければ、PDFデータや印刷物として無料配布することも可能。組織内のサイバーセキュリティ研修の資料として利用することができます。
インターネットは可能性の宝庫であると同時に多くのリスクも抱えています。政府や関連機関、セキュリティ関連企業だけでは守り切れません。誰もが気軽にインターネットを利用する時代。こうした資料を生かし、組織の大小に関わらず、身近な人々と意識や知識を高め合う取り組みを推進しましょう。
【情報セキュリティハンドブック】
https://www.nisc.go.jp/security-site/blue_handbook/index.html