2019年2月、Googleはインターネット上で使用されるアカウントのパスワードが第三者に不正利用されていないかを自動調査するChromeブラウザの拡張機能「Password Checkup」をリリースしました。
Googleはこれまでも、データ侵害の可能性を速やかに検知し、ユーザーにパスワードのリセットを促してきましたが、それらは「Googleアカウントのみ」を対象としていました。
今回の「Password Checkup」は、Google以外のWebサイトやアプリを利用している時でも、Googleが漏えいの可能性があるとして危険だと認識している40億以上のIDやパスワード、メールアドレスなどが使用された場合に、警告メッセージを表示するというものです。利用方法は、ChromeブラウザにPassword Checkup機能を追加するのみ。警告を受けてパスワードを変更することにより、アカウント乗っ取り被害に遭うリスクを抑えることができると期待されています。