皆さまの会社に本棚はありますか? サンロフトには、ITや経営、自己啓発などに関するビジネス書が収められた「サンロフト文庫」があります。社長の蔵書の一部を「松田文庫」として共有したことが始まりでしたが、推薦書を持ち寄る社員も増え、2019年3月から書籍管理サービス「リブライズ」を活用するようになりました。
「リブライズ」で蔵書管理を効率化
リブライズは、「すべての本棚を図書館に」というコンセプトでつくられたオンライン書籍管理サービスです。市販のバーコードリーダーを用意し、蔵書を登録すれば、貸出管理・蔵書検索などができます。
当初、サンロフトでは蔵書一覧のスプレッドシートと貸出記録表を用いていましたが、スマホで蔵書を確認できるようになり、貸出事務もスマートになりました。管理者・利用者双方の利便性が向上したのです。
書籍が紡ぐ社員同士の小さな交流
今では約800冊となったサンロフト文庫。それらの貸出手続きのカウンターは社内カフェに設けました。社員は各自のスマホでリブライズにログインしてIDを表示し、iPadに接続されているバーコードリーダーでスキャン。続けて、借りる書籍のバーコードをスキャンすれば貸出手続きが完了です。返却時は書籍のスキャンのみなので、さらに気軽に行えます。
- 商談室の本棚
- 貸出の様子(社内カフェ)
社内カフェでは、社員同士がランチタイムやコーヒータイムに、あるいは打ち合わせの最中に書籍を手に取り、会話をする光景も増えました。
ビジネスの世界では興味深い書籍が続々と登場していたり、バイブルのようなベストセラーが読み継がれていたりします。書籍は著者の体験や知見の集約であり、それらに親しむことで疑似体験ができるとも言われます。Webや動画の時代になったとはいえ、書籍で得られる知識や気づきを大切にしたいと考えるサンロフト。様々なジャンルの書籍を紹介し合ったり、内容について議論をしたりする社内コミュニケーションを文化として根付かせ、学び合う環境づくりを目指していきます。
ブックスポットのはじめ方
- 必要なもの
- 市販のバーコードリーダ(5,000円程度)
- リブライズにログイン
- ブックスポットを作成
- 管理者のFacebookページにリブライズを紐づけて開設
- 本の登録
貸出・返却
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①スマホでリブライズの
Webサイトにログイン
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②貸出カード画面(バーコード)を
表示しスキャン
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③本の裏表紙のバーコードを
スキャンして貸出完了
※返却の際は、もう一度本のバーコードをスキャンして完了
詳しくは、リブライズのWebサイト内「説明書」ページをご覧ください。