もし、あなたの会社がサイバー攻撃を受けていたとしても、物理的な破損が生じないかぎり、その脅威を実感することは難しいかもしれません。
世界で展開しているロシアのセキュリティベンダー Kaspersky labは、世界のサイバー攻撃を可視化するツール「Kaspersky Cyberthreat Real-Time Map」を公開しています。これは、同社が提供している様々なセキュリティ対策製品から情報を収集し、マルウェア、メールウイルス、ボットネットなどの攻撃数をリアルタイムで表示。マップ上で国をクリックすると、被攻撃ランキング(国別)と、その日の午前0時から現在時刻までの攻撃数を8つの攻撃種別に表示します。
米国の国家安全保障において、「サイバー空間」は陸、海、空、宇宙に次ぐ「第5の戦場」として重要視されているとのことです。可視化されたサイバー攻撃の様子を目の当たりにすると、情報セキュリティ対策への意識が高まるという人も多いはず。こうしたツールを社内の情報セキュリティ対策の意識づけに活用してみてはいかがでしょうか?
【サイバー攻撃可視化ツール(Kespersky)】
http://cybermap.kaspersky.com/