Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールは、「ファーストパーティーCookie」を使ってユーザーの閲覧履歴やログイン情報を記録していますが、バナー広告などのインターネット広告では、リターゲティングやトラッキングのために「サードパーティーCookie」を多く利用しています。
その違いは、実際に訪れたWebサイトから付与されたものかそうでないかです。Cookieに紐付けられているドメイン名が「現在、閲覧しているWebサイトのドメイン名」と同じ場合は「ファーストパーティCookie」、それ以外のドメイン名であれば「サードパーティーCookie」と呼びます。後者は、ユーザーが訪れたことがない広告事業者などから付与され、ブラウザの閲覧履歴などを取得されてしまうため、大手ブラウザは一部制限や近い将来にサポート廃止を発表しています。
しかし、中にはサードパーティーCookieをファーストパーティーCookieに偽装するWebサイトも存在します。「TrackingTheTrackers」では、偽装の有無の判別が可能。検索枠に確認したいURLを入力し、「ANALYZE」をクリックして、偽装していなければ、「Good news」、偽装が疑われる場合は、偽装によって付与されたCookieの内容が表示されます。日頃から利用するWebサイトは一度確認しておきましょう。
【TrackingTheTrackers.com】
https://trackingthetrackers.com/