コロナにより、人との関わりや働き方など、様々な価値観が見直されています。先日、弊社では「ワーケーション」を実施。これは、発想転換や生産性向上によい刺激をもたらすと期待される働き方です。
今月のテーマ:ワーケーション
「work+vacation」から成る造語。テレワークを活用し、仕事と休暇を両立させる働き方。
ワーケーションは、観光地やリゾート地でリフレッシュしながら働くこと。仕事に集中する時間と、その土地の食や景観を楽しむ時間と、メリハリをつけて過ごします。クリエイティブ発想やイノベーション創出、社員満足度アップのほか、先進的な取り組みによるブランディング、採用強化にも期待される働き方です。
10月中旬、サンロフトで初となるワーケーションを富士山麓のリゾート施設「御殿場高原時之栖」で実施。仕事の拠点である「山羊の丘」コテージでは、開発職の社員が新たなシステム設計について活発に議論を交したり、作業に没頭したり、Zoomで会議をしたりする姿が見られました。
オフタイムには、ボルダリングやセグウェイ、山羊との触れ合いなど、時之栖ならではの体験を堪能。社員の日報からは、脳の活性化や集中力・チームワーク力の向上、リフレッシュ効果につながったという言葉が相次ぎました。
ワーケーションのような柔軟な働き方には、インターネット環境やハード面の充実が不可欠。今回利用した施設は、高速Wi-Fiやモニター、ホワイトボードなど設備が整っていました。弊社からはセキュリティ対策済みのパソコンを持ち込み、Google WorkspaceやSlackなどのグループウェアやチャットでの情報共有、クラウドでの勤怠管理などを活用し、テレワークの延長線として実施できました。VPN接続設定をしておけば、社内サーバーにアクセスしながら作業できます。
サンロフト社員より
今回のワーケーションでは、フロントエンドの若手エンジニア3名が参加し、新しいサービスをゼロからカタチにする取り組みを実践しました。チャットやWeb会議でやり取りすることには慣れましたが、直接集まってコミュニケーションを取ると、いつもより集中して効率的に作業を進められます。また、ワーケーションは社員だけでなく、お客様やパートナー様との打ち合わせや開発合宿などの交流の場としても活用できます。ワーケーションを追求することで、新しい発想や働き方を切り拓くことにつながりそうです。
常務取締役 中村 雄