2021年最も使われたパスワード
2022年1月20日

出典:NordPass
Top 200 most common Passwords
パスワード管理ツール「NordPass」を提供するNord Securityは11月17日、2021年に最も使われたパスワードのランキングを発表しました。これは、世界50カ国で使われたパスワードを集計し、全体と各国のランキングをトップ200まで算出したものです。
結果、全体の1位になったのは「123456」。同様のワードが日本でも2位に入りました。日本での1位は「password」。このワードの利用回数は17万以上にも上ります。また、日本特有の文字列として「sakura」が15位、「takahiro」が21位にランクイン。これら、普段馴染みのあるフレーズは覚えやすい反面、攻撃も受けやすく、同社は「トップ200のパスワードを盗み出すのにかかる時間はほとんどのものが1秒未満であり、最長でも3時間程度だ」と警笛を鳴らします。
また、日本において2021年に流出したパスワードは8556万1976件。これは日本人1人あたり0.68件が流出した計算であり、高い流出率だと評価されました。今回ランクインしたパスワードの利用を避けることはもちろん、狙われやすい文字列を改めて確認し、大文字や小文字、数字、記号などを組み合わせ、強固なパスワードをつくりましょう。
【2021年最も使われたパスワード】
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