近年、サイバー攻撃は非常に巧妙化し、さまざまな手段で秘密裏に私たちのパソコンやネットワークに侵入します。アンチウイルス製品の各メーカーは、過去に誰かが感染した情報を集めたり、いち早くウイルスを見つけたりしながら、パターンファイルというウイルス辞書のようなものを作成し、この中にあるものをウイルスとして認識させ、隔離・駆除します。ただし、辞書にない未知のウイルスに対しては検出が難しく、これをかいくぐるサイバー攻撃が増えてきているのです。
こうした中で注目されているのがAIを活用した次世代型アンチウイルスソフトです。これは、常にクラウド上のデータと通信することで、正常と違うファイルを見た目の特徴からウイルスかどうか判断してくれるしくみで、メールなどから侵入したマルウェアが、有害な動作を行う前に隔離してくれます。ウイルスが侵入したことに気づく間もなく、AIがすべてを処理してくれるため、従来型のソフトに比べて飛躍的に検知率が向上しました。
このように現在は「感染を未然に防ぐ」ことがウイルス対策の最新トレンドです。今一度自社の運用に合った対策を検討してみてはいかがでしょうか。
【AIアンチウイルスの特徴】
https://www.lanscope.jp/cpms/about/feature/