インターネットで誰でも簡単に情報発信できる世の中となり、便利な反面、事実でない「フェイクニュース」が拡散され、多くの人がそれを信じてしまう問題が増えています。今回は、フェイクニュースに騙されないための7つのポイントを紹介します。
1.情報の出所を探す
まずは情報源の確認です。The New York TimesやBBCなどの有名メディアであっても誤った情報を流すことがあります。
2.一次情報へのリンクを探す
出典元のない投稿は信頼できません。公式刊行物や科学研究の言及は情報の妥当性を示します。
3.事実を確認する
記事や動画に掲載された日付、名前、場所などの科学的な事実を確認しましょう。ネット検索により簡単に検証できます。
4.情報源の真意を把握する
正しい情報も、筆者がどこを強調するかによって、事実を歪めてしまう恐れがあります。筆者の偏った考え方や真意が何か、考えることが大事です。
5.細かな表現に注意する
画像は偽造されていないか、引用された文は元の文章と同じか、用語は正しいか、最上級表現(世界初など)を多用していないかなど、細かな部分にも注目しましょう。
6.事例の多様性を重視する
個別の事象があたかも一般的な事のように表現される場合も。様々な事例を見て判断しましょう。
7.情報の正しさを確認できるサイトを活用する
フェイクニュースの真偽を確認できるサイトがあり、日本でも「FIJ」という団体が運営しています。
誰もが信じる可能性があるフェイクニュース。自ら情報の信頼性を確認し、見極めることが大切です。
【カスペルスキー公式ブログ】
https://blog.kaspersky.co.jp/information-check-2022/32347/