2022年8月27日、サンロフト創立30周年記念事業として、地元・焼津を舞台にした映画「海の色は夢のつづき」の上映会を開催しました。焼津出身で主役の長谷川直紀さんと奥様の永楠あゆ美さんは、製作のいきさつや撮影秘話、映画に込めた想いを語ってくださり、お客さまや地域の皆さまと夢や人生を考える時間となりました。
映画のストーリー
夢と現実の間で葛藤しながら、自分らしい生き方を考える
水中写真家としての夢を追っていた主人公・松田洋。妻の早織とともに焼津に戻り、「松田なまり節工場」の後継ぎという使命も果たそうとしていた。しかし、夢と家業に対する責任の狭間で揺れる洋は、やがて彼を応援する早織ともギクシャクしてしまい──。焼津の街並みや美しい水中映像を織り交ぜながら、人生の葛藤を描いた作品です。
アーティストトーク
悩みながらも、自分なりに選択し、人生を歩み続ける
アーティストトークでは、長谷川さん・永楠さんが登壇。「映画をつくりたい」と盛り上がった経緯や、動き始めて得られた様々な出会いや応援のエピソードなど、来場者からの様々な質問に答えていただきました。
「やってみることで好き・得意なことが見つかり、価値観も磨かれていく。それが自分らしさになる」と長谷川さん。永楠さんは、「自分らしさは周囲の方々とのコミュニケーションで見つかっていく。誠実であることを大事にしたい」と語りました。お二人から選択や行動する勇気を与えてもらいました。
上映会記念冊子
主人公の名字にご縁を感じ、「もうひとりの松田~30年目の夢のつづき~」を制作しました。映画の問いかけに対する私たちなりの答えとして、弊社社長松田の人生の選択や夢、社員たちの夢を掲載しました。
主催者より
30周年の節目の年に、焼津出身の俳優直紀さんと奥さんのあゆ美さんとの出会いがあり、焼津を舞台にした映画をつくると聞きました。「そうだ。上映会をやろう!社員、家族や友人、お客さまにも声をかけよう。せっかくだったら、大勢の人たちに観ていただきたい」。直感的に、そう思いました。観れば観るほど素敵な映画で、心がポッと熱くなるような時間が共有できていたら嬉しいです。ビジネスの現場でもいつも感じることですが、夢を実現させていくときには素敵な「ご縁」がありますよね。このご縁も大切に、これからもっと大きく育てていきたいと思います。