「デジタルスキル標準」は、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2022年12月に企業・組織のDX推進を人材のスキル面から支援する目的で定めた、デジタル時代のビジネスパーソンに求められるスキルのガイドラインです。生成AIの登場や進化によって、2023年8月にはその一部が改訂されました。
デジタルスキル標準の改訂<概要>(令和5年8月)
「デジタルスキル標準」は、ビジネスパーソン全体がDXに関する基礎的な知識やスキル・マインドを身につけるための指針である「DXリテラシー標準」と、企業がDXを推進する専門性を持った人材を育成・採用するための指針である「DX推進スキル標準」の2種類で構成されています。2023年8月、ChatGPTをはじめとする生成AIの登場や進化を受けて、「DXリテラシー標準」の一部が改訂されました。(上図参照)
資料の内容は、あえて汎用性を持たせた抽象的な表現となっているため、所属する業界や自社の方向性に合わせた「具体化」が求められます。テクノロジーを「すごい! 便利!」と評するだけでなく、それが生まれた背景や社会にもたらす影響、光と影、自社にとっての価値などを問い続け、学び続けることで、DXへの道が拓かれます。DX推進には対話力や言語化のスキルも必要と言えますね。
サンロフト社員より
毎日ICTの恩恵を受けて生活していますが、IT企業の社員としての役割を果たせているのだろうか? と自問するたび、チカラ不足であることに焦燥感がありました。そこで、今秋「地域に根差すIT企業の人づくり部支援プロジェクト」を企画し、大学生たちとともに社会が求めるデジタル人材像について考えてみることにしました。静岡県藤枝市では、10月20日(金)より、企業のDX牽引人材を養成するスクールが始まります。社外の人たちと共に学ぶ場が、今から楽しみです。
DX推進役として学び、行動したい方へ「藤枝未来DXスクール」
藤枝未来DXスクールとは?
「現時点でICTに詳しくないが、経営に活かしていきたい」「DXに関心はあるので、自社で実践できることをゼロから学んでいきたい」という地域企業の皆様が、DXの基盤となるデータ活用や、業務を見直し生産性や成果を高める方法について学べる場です。講師や受講者と交流することにより、自社の課題や実践のヒントを得る貴重な機会にもなります。
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