2020年、世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルスにより、日本国内でも未曾有の事態に混乱が続いています。企業においては、社員の働き方や採用にまつわる課題が重大な経営課題になりました。今回は、コロナが企業活動に与えた影響と気をつけなければならない情報の受け取り方、そして事業を止めないための働き方について考えてみましょう。
目次
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企業活動への影響
テレワークやWeb会議導入が進む
感染拡大に備え、不特定多数の人が通勤で利用する公共交通機関を避けたいという社員のために、テレワークやフレックス制度を導入したり、お客様との打ち合わせにWeb会議を取り入れたりと、事業を止めないためにワークスタイルを見直す動きが見られます。サンロフトでも、特別措置として在宅勤務を促したり、これまで以上にZoomによるWeb会議が増えました。
採用イベントもオンラインへ移行
学生が就職活動を本格化させる3月初旬、大手合同企業説明会が次々と中止に。企業人の顔を見て話しを聞きたいという学生も多い中、Webでの説明会や面談を実施する企業が増えました。サンロフトでもこの初の新卒採用試験は、GoogleドライブやスプレッドシートやZoomを使い、筆記試験や面接をオンラインで行いました。今回は、新型コロナウイルスへの緊急対応策としての導入がきっかけでしたが、採用エリアの拡大やBCP*の1つの手段として定着していくのかもしれません。
BCP(Business Continuity Plan)・・・事業継続計画。災害時でも、重要な業務を継続するための方策。
フェイクニュースに注意! 情報リテラシーを高めましょう
新型コロナウイルスに関する調査~心配な点に「悪質なデマの出回り」が半数近く~
感染状況や政府の発表などに注意深くなっていく必要がありますが、「フェイクニュース」にも注意が必要です。3月に実施されたLINEリサーチの調査によると、新型コロナウイルスの日本国内での感染で心配な点としては、「いつ流行が落ち着くのかわからない」「ワクチンや特効薬がまだない」に次いで、「悪質なフェイクニュース・デマが出回っている」が上位にあがっています。2月末より日用品の在庫や感染予防法について誤った情報が拡散。パニック買いにより、必要なところに必要なものが行き渡らないという事態に陥っています。
※最新※【LINEリサーチ】新型肺炎(新型コロナウィルス)に関する調査結果(2020年3月2日実施)
専門家の声
NPO法人イーランチ 理事長 松田 直子氏
連日、新型コロナウイルスに関しては、ネットに膨大な情報が溢れており、中には信頼できない偽情報や騒動に乗じたデマも交じっています。人は強い不安を感じる状況に陥ると、わらにもすがる思いからデマや嘘を安易に信じたくなるもの。さらに、「周りの人たちにもこの情報を知らせなくては」と、悪意なく伝えてしまう可能性もあります。2月末に出回った「お湯を飲んで予防」は、LINEで拡散されたために、家族や友人からのメッセージだからと信じてしまった人も多いようです。
ネットがここまで定着した中での世界的な感染拡大は人類初のこと。煽動的な情報に振り回されることなく、冷静に一次情報を確認する習慣を身に付け、この時期を乗り切りましょう。
事業を止めないための働き方~テレワーク環境準備とツールの紹介~
4月16日、緊急事態宣言が全国に拡大されました。これを受けて外出の自粛やすぐにでもテレワークの導入を検討する企業も急増しています。では、テレワークの導入を進めていくにあたり、どのようなことをに注意していけばよいでしょうか?
テレワークをする環境の準備
パソコン(情報セキュリティ対策済みのもの)、インターネット環境
まずは、社員の働く環境を整えること。社内で利用しているデータを社外でも見られるようにするために、パソコンやインターネット環境を整えます。また、社外で業務を行うとなると情報セキュリティ面で安全が確保されないといけません。また、ノートパソコンを利用している場合は、液晶ディスプレイ、キーボードがあると効率がよいでしょう。
チャット、社内SNSなどの情報共有ツール
チャットや社内SNSは、コミュニケーションが希薄化すると言われるテレワーク環境においてスムーズな情報共有のために重要な存在です。サンロフトの自社開発している日報システム「nanoty」サイトでは、サンロフト社員が実践しているテレワークのやり方を紹介しています。
【テレワークのやり方】在宅勤務を見える化し時間管理をする方法とは?
Web会議ツール(Webカメラ・ヘッドセット)
クリック1つで簡単にできるWeb会議「Zoom」のメリットと使い方
サンロフトでは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングを開催できる「Zoom」というアプリを活用しています。使い方はミーティングの主催者が招待URLを参加者に送るだけ。参加者がURLをクリックするとZoomアプリが起動、そのままミーティングが始まります(初回はダウンロードの必要あり)。面倒なアカウント作成がなく、お互いスムーズにミーティングに参加できるので、移動時間の無駄を省くことや、参加できる人が増えて打ち合わせがより充実するようになりました。
メリット
- 参加者ライセンスが不要! ブラウザさえあれば、誰でも参加できる
- データ通信量が軽く、接続が安定している
- 遠方のお客様やパートナー様とも気軽に打ち合わせができる
- 録画機能で欠席者への共有も簡単に
ビデオ会議への参加⽅法
1.伝えられたZoomの招待リンクにアクセスします。
2.初めて利用する場合は、「数秒後にダウンロードが開始されます。」と表示されるので、画面下の「実行」選び、ソフトをダウンロードします。
3.ダウンロードが終わると「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので「はい」を選びます。
4.インストールが終わると名前を入力する画面が表示されるので、ミーティング相手がわかりやすい名前を入力し「ミーティングに参加」を選びます。
5.カメラの位置などを調整して「ビデオ付きで参加」を選びます。
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5月31日までのキャンペーンお申込みで、月額¥2,700円の有料アカウントのフル機能を、スタートから3か月無償(登録月+2か月)で体験できます!
- 無料アカウントすべての機能
- すべてのミーティングの時間制限が無制限
- 報告機能
- 1登録につき10~9999ライセンスまで自由に選択可能
- 招待可能な上限は100人まで
- ユーザーの管理機能(ダッシュボード)
- タスクスケジューラー
条件
1.本キャンペーン対象期間終了後、本導入の検討を前提として申し込みいただくこと
2.本キャンペーンで申し込むメールアドレスは、Zoomアカウント(フリー版含む)として過去一度も利用したことがないこと