アバターを通じて交流や買い物など臨場感ある活動ができるインターネット上の仮想空間・メタバース。VRゴーグルなしで気軽に参加できるサービスが増え、医療・住宅産業のほか、地方でも観光プロモーションやオープンキャンパスなどに活用が進んでいます。今回は、弊社の地元静岡での活用事例を集めました。
マグロ解体ショーで焼津市ふるさと納税をPR
焼津市は、「VRchat」で開催される展示会「バーチャルマーケット2022Summer」に参加。PR動画やふるさと納税返礼品の紹介など、市の魅力を発信しました。また、市職員がVR接客にも挑戦。積極的に来場者と交流する様子が見られました。
藤枝市×静岡産業大学 「あつ森」で観光名所を再現
藤枝市と静岡産業大学の学生が観光プロモーションを目的に、任天堂Switch用ゲーム「あつまれどうぶつの森」で藤枝を再現。蓮華寺池公園や朝ラーメンなど、観光名所や資源を盛り込んだ2つの島を公開しています。インバウンドを見据えた動画も公開中。
川根本町サテライト販売所 「田舎の直送便」
川根本町は過疎地における新しい魅力づくりとして、サテライト販売所「田舎の直送便」をメタバース「Vma dome」に設置。イベント期間外も地元生産者のECブースが常時開放されており、川根茶や柚子をはじめとする特産品が販売されています。
【地方創生×メタバース】静岡県・川根本町のサテライト販売所『田舎の直送便』がメタバースに出現!6月1日より始動
少子高齢化や産業の低迷といった課題への対応策のひとつとして、メタバースを活用する試みが広がっています。メタバースの中には壁や床、家具などを自由に配置しオリジナルの空間を作成できるものも。今後、単発イベントや会社見学会など、空間を自作して開催するケースも増えていきそうです。サンロフトでも、30周年を記念してメタバース交流会を行うことになりました。メタバースでの経済活動が拡大していくことが予想される今こそ、共に次なる世界を体感してみませんか? ご興味のある方は、サンロフト社員にお声がけください。
サンロフト社員より
「メタバース」という言葉が急速に広まって約1年。メタバースの定義は人によって様々で、未だにあいまいな概念です。これがどのようにビジネスに活かせるのか考えるうえで大事になってくるのが、実際に体験すること。この度、弊社の創立30周年記念事業として、お客様やパートナー様への感謝の集いをメタバースで行うことにしました。弊社としても初めての試みです。日ごろ、ゲームユーザーの皆様が体験しているような極めて臨場感の高いものとは趣が異なりますが、新たなビジネスを探求する機会になりましたら幸いです。
広報・マーケティング部