もうすぐ新年度。新入社員を受け入れる企業では、パソコンを購入したり、すぐに使える状態に設定したりする業務(キッティング)が発生する時期になってきました。今回は、年間7万台のキッティング実績のある、弊社モバイル・セキュリティ事業部より、パソコン選びのポイントと入荷後の対応の負担を減らす方法をお届けします。
快適に仕事ができるビジネス用パソコンを選ぶには?
業務での使用目的に応じて選ぼう
パソコンは、CPUやメモリ、ストレージなど、構成する機器によって性能が変わります。たとえば、周辺機器やアプリからの指示を処理するCPUは、高性能であるほど同時に処理できる指示の数が増えます。Wordやブラウザ、Zoomなどを並行して使う場合、Intel製品ではCore i5以上がおすすめ。また、作業中のデータを一時記憶するメモリは、不足するとアプリの起動に時間がかかったり、開けなくなったりします。ブラウザのタブを多く使う方は8GB以上が理想です。ファイルを保存するストレージはHDDとSSDがあります。SSDのほうがパソコンの起動が速く丈夫で、高度な作業でなければ256GBあれば充分です。
付属品もチェックしよう
ノートパソコンはUSBポートが不足しがちなため、USBハブを用意しておくと便利です。その際、USBが電源供給できるタイプかも要チェック。Web会議の際に接続することが多いスピーカーフォンやWebカメラなどの周辺機器は、USBからの電源供給が必要なことがほとんどです。人気機種は品薄が続いているため、手配はお早めに。
入荷後の対応や初期設定の負担を減らすには?
パソコン購入後は、OSやネットワーク、アプリ、セキュリティなど様々な設定作業が発生します。重要なのは業務に支障ないようミスをなくすこと。作業手順のマニュアル化や人手の確保、スケジュール管理、動作確認など徹底しましょう。
設定後は、端末をきちんと把握するために、管理番号や型番などを記した管理台帳を作成しましょう。どの端末かわかるよう、番号をシールで貼っておくと便利です。また、支給の際に業務での使い方やセキュリティ知識など社員教育をする必要もあります。こうした準備期間を考えて段取りをすることが大切です。
とはいえ、台数が多い・作業頻度が低い場合、自社で対応するのは困難。プロに任せ、自社の労力を重要な業務に充てたほうが効率的です。弊社もキッティングの代行サービスをしています。詳しくはQRへ。
サンロフト社員より
「台数が多い」「品質がバラつく」「端末管理が難しい」などの
キッティングのお悩み、ご相談ください!
2016年にパソコンやモバイル・タブレット端末をすぐに業務で使える状態でお届けするサービスを開始しました。これまでに、Windowsパソコン225台の入れ替えや、教育現場のタブレット端末11,600台の設定などを対応し、年間キッティング台数は約7万台。お客様から品質の高さをお褒めいただくこともあり誇りに思っています。機器調達から全国・複数箇所への納品も対応可能です。キッティングのお悩みはお気軽にご相談ください。