2024年に注目! 7つのITキーワード
2024年1月22日
笑門来福通信の新春恒例企画「7つのITキーワード」。今年も、サンロフトの社長の松田と常務の中村が、2024年に注目したいキーワードをピックアップしました。
1 |
自社システムのAI化 |
従来のシステムでは難しかった組織の暗黙知である職人技を、AIが予測して処理できるようになりました。このAIモデルを組み込むことで、自社の業務システムが強化されます。生産性が低い長時間作業から人間を解放し、AIが予測したものを人間が評価(教育)することで質の高いアウトプットをつくるサイクルが生まれます。 |
2 |
生成AIの活用 |
文章や画像を生成するAIが登場し、「ChatGPT」が社会現象を巻き起こしました。インターネットだった情報源が、今後は企業が持つ報告書・設計書などの資料や、会議・職場などの録画データを言語化することで独自のChatGPTアプリとなり、社内情報をより効率的に検索・活用できるようになります。 |
3 |
Web3時代のメタバース・NFT |
現実とバーチャルを融合した世界をつくり出すメタバース。ブラウザだけで安価に、かつ気軽に体験できるようになってきました。自社の空間をつくり、顧客との交流や、自社コンテンツをNFTとして展示・配布・販売することもできます。そこにはブロックチェーン技術が活用され、所有権やプライバシーの保護も強化されています。 |
4 |
ノーコード・ローコード
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プログラミングの知識がなくても、あらかじめ用意されたテンプレートを組み合わせることで、アプリやWebサイトが開発できるツールです。IT人材不足の打開策として、企業の利用が浸透してきています。なかでも、テンプレートがない一部をプログラミングによる追加開発で補えるものをローコードと言います。 |
5 |
アジャイル型システム開発 |
開発と検証を短い期間で繰り返すアジャイル型開発は、システム要件が定まっていない企業にとって、コストを抑えつつ自社の要望を柔軟に適応できる開発手法になります。開発過程が見える化されるため、最新の情報やアイディアを取り入れたり、リスクや品質を確認したりしながら進められるところも特長です。 |
6 |
DX推進 |
DXといえばこれまで業務効率化を目指す取り組みが目立ちましたが、DXが当たり前となった今、ビジネスの収益向上や新事業開発など、今後は市場競争を意識した取り組みが増えていきます。すぐにデジタル人材を確保できない企業でも、技術面ではノーコードや生成AIを活用するなど、社員教育の体制整備が求められます。 |
7 |
半導体 |
政府が力を入れる産業政策のひとつ。特に半導体への補助金により、グローバル企業や投資ファンドによる日本への投資が進展する年となります。上流の素材領域から下流のアプリケーションまで開発投資が行われ、さらにデジタル人材の確保が困難に。リスキリング支援が産業全体に拡大していくとみられます。 |
サンロフト社員より
常務取締役
中村雄
3年連続でランクインしたNFT。昨年11月開催の「IT経営フォーラム2023」では、弊社初のNFTウォレットアプリ「サンクスカード」をリリースし、多くの方々に記念NFTを受け取っていただきました。また、翌12月に焼津市内のカフェにてNFT付きコーヒー「珈琲物語」を販売。生活の中でNFTを身近に感じられるデジタルコンテンツを提供しました。NFTはネットとリアルを繋げる新技術で、受け取ると心温まる感覚も。メーカーとユーザーの縦の繋がりではなく、共通目標を追求する仲間との水平な関係性(DAO)を私たちは目指していきます。
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